レメディー・エンターテインメントはアクション・アドベンチャー・ゲーム『マックス・ペイン』と続編『マックス・ペイン2:ザ・フォール・オブ・マックス・ペイン』のリメイク版を制作中であることを4月7日に公式ツイッター・アカウントで発表している。
同社はリメイク版の発売に先立ってロックスター・ゲームスと契約を結んだことを明かしており、プロジェクトが現在「コンセプトの段階」だと報告している。
『マックス・ペイン』と『マックス・ペイン2:ザ・フォール・オブ・マックス・ペイン』の各リメイク版はセット販売の予定となっており、レメディー・エンターテインメントが手掛けるゲームエンジン「ノースライト」が採用される。「ノースライト」は同社が手掛けたアクション・アドベンチャー・ゲーム『コントロール』やFPSゲーム『クォンタムブレイク』にも採用されている。
リメイク版の資金はロックスター・ゲームスが出資することになっており、開発費、マーケティング費、その他の費用を回収した後でレメディー・エンターテインメントにロイヤリティを支払うことになるという。
レメディー・エンターテインメントの最高経営責任者であるテロ・ヴィルタラはリメイク版の開発について次のように述べている。「『マックス・ペイン』シリーズは当社にとって常に特別な作品でした。そして何百万人ものファンの皆さんも同じように考えていただいていることを知っています」
「再びロックスター・ゲームスと一緒にオリジナル版『マックス・ペイン』のストーリーやアクション、独自の雰囲気を新たな形で皆さんにお届けできる機会を得られたことを大変嬉しく思っています」
ロックスター・ゲームスの創業者であるサム・ハウサーは「当社の開発チームのメンバーたちも、長年にわたって作り上げた『マックス・ペイン』シリーズの大ファンなのです。リメイク版をプレイできることを心待ちにしてます」と述べている。
『マックス・ペイン』シリーズは1作目と2作目をレメディー・エンターテインメントが手掛けており、3作目はロックスター・ゲームスが開発を担当している。
『マックス・ペイン』と『マックス・ペイン2:ザ・フォール・オブ・マックス・ペイン』のリメイク版はPC、プレイステーション5、XboxシリーズX/Sでリリースが予定されているが、具体的なリリース時期は現時点では明らかになっていない。
関連情報として、開発当初『マックス・ペイン3』にはゲーム本編の前日譚として「協力プレイのストーリー・モード」が導入される予定だったことが明らかになっている。
その他のニュースとして、イギリスのシンプリー・ゲームズが現在予約されているすべての商品に対して払い戻しをしていることから、営業を終了するのではないかと報じられている。
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