Photo: Bend Studio

『デイズ ゴーン』のディレクターだったジェフ・ロスがクリスタル・ダイナミックスのデザイン・ディレクターに就任している。クリスタル・ダイナミックスは『トゥームレイダー』や『アベンジャーズ』の開発スタジオとして知られている。

ジェフ・ロスは4月6日に、クリスタル・ダイナミックスのデザイン・ディレクターに就任したことを自身のツイッターで発表しており、今年の夏には同スタジオの拠点があるワシントン州シアトルへ移ることも明かしている。さらに、ツイッターで次のように述べている。「この度光栄にもクリスタル・ダイナミックスのデザイン・ディレクターに就任したことをご報告します。今のところお伝えできるのはこれだけです。クリスタル・ダイナミックスの素晴らしい開発チームの一員としてプロジェクトに携われることを大変嬉しく思っています」

彼はクリスタル・ダイナミックスによるカリフォルニア州、ワシントン州、テキサス州の各拠点の求人情報をリツイートしている。

クリスタル・ダイナミックスは4月6日にYouTubeでライヴ配信された「ザ・ステート・オブ・アンリアル 2022」で『トゥームレイダー』シリーズ最新作の開発を進めていることを発表している。開発には「アンリアル・エンジン5」が採用される。

他にも、ジェフ・ロスは1月6日ツイッターで『デイズ ゴーン』開発当時のことを回想しており、「スタジオのマネジメント」方法が原因で開発が長引き、開発チームでは同作が失敗に終わるのではないかと懸念されていたという。

『デイズ ゴーン』関連のニュースとして、ジェフ・ロスは続編を制作する気はないと明かしていた。一方、彼は2月にプレイステーション関連の情報を扱うポッドキャスト『セイクリッド・シンボル+(Sacred Symbol+)』のインタヴューで、『アンチャーテッド』の前日譚の制作を開発チームとともに検討していると発言しており、「25歳ぐらいの若かりし頃のヴィクター・サリバンを主役にしたドラマチックな作品」を作りたいと語っている。

『デイズ ゴーン』は2019年にプレイステーション4向けに発売されており、『メタクリティック』によると2021年に発売されたPC版ではフレームレートがわずかに上がっているという。ジェフ・ロスは『デイズ ゴーン2』の制作をソニー・インタラクティブ・エンタテインメントに打診したが、却下されたと明かしており、その後SIE傘下であり『デイズ ゴーン』の開発元であるベンド・スタジオを退社している。

その他のニュースとして、アクティヴィジョン・ブリザードはオンライン戦略カードゲーム『ハースストーン』でレア度の高いダイアモンド・カード「ドレクサー」を3060円で発売しており、ファンからは値段が高すぎるとして批判の声が上がっている。

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