ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの社長兼CEOであるジム・ライアンは新たな「プレイステーション・プラス」のライブラリについて、公式ポッドキャストで「大手パブリッシャーの作品はすべて登場予定です」と語っている。
「プレイステーション・プラス」は6月に大幅リニューアルを控えており、「プレイステーション・ナウ」を「プレイステーション・プラス」に統合して3段階のプラン「エッセンシャル」、「エクストラ」、「プレミアム」が用意されるという。新生「プレイステーション・プラス」には700本以上のタイトルが登場すると発表されている。
『VGC』によると、ジム・ライアンはプレイステーションの公式ポッドキャストで、どのゲームが提供予定か次のように答えている。「まだ詳細はお話できませんが、パブリッシャー各社がかなり強力に『プレイステーション・プラス』をサポートしてくれる、とだけお伝えしたいと思います。ビッグネームの企業はすべて参加してくれています。もちろん、プレイステーション・スタジオもです」
一方、ジム・ライアンは過去のインタヴューで自社の最新作が配信のラインアップに加わらない理由に関して「ご存知の通り、現行の『プレイステーション・プラス』でも前例のないことですし、リニューアル後のサービスでもその予定はありません」と語っていた。2021年にリリースされた『リターナル』や今年発売予定の『ゴッド・オブ・ウォー:ラグナロク』が新たなプランのリリース初日から配信される可能性は低いと見られる。
ライブラリのラインナップについては次のように説明している。「大手パブリッシャーも小規模なインディゲームのパブリッシャーも参加してくれます。200以上のパートナー企業が『プレイステーション・プラス』にコンテンツを提供してくれているので、かなり強力なラインナップになっています」
さらにジム・ライアンは「プレイステーション・ネットワーク」について「重要なものだと考えています」と述べており、「プレイステーションのコミュニティを繋ぎ、そのコミュニティと当社を繋ぎ合わせてくれる接着剤のようなものだと思います」と語っている。
また、「プレイステーション・プラス」の立ち上げ当初はオンライン・マルチプレイヤーに焦点を当てて取り組んでいたものの、プレイステーション・スタジオは「このサービスをうまく進化させた」ことから、「今では『プレイステーション・プラス』は人によって様々な楽しみ方があるコンテンツになっています」と語っている。
ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの関連情報として、ジム・ライアンは今後も多くの企業の買収を計画していることを明かしている。
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