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2021年のイギリスのゲーム市場の売上高が過去最高となる71億6000万ポンド(約1140億円)を記録したことが明らかになっている。

イギリス・インタラクティブ・エンタテイメント協会 (UKIE)によると、イギリス国内での家庭用ゲーム機、モバイルゲーム、PCゲームなどの売上高が42億8000万ポンド(約6800億円)に達したという。売上高のうち、16億5000万ポンド(約2000億円)は家庭用ゲーム機向けのデジタルソフト購入によるもので、モバイルゲームによる14億6000万ポンド(約2330億円)を上回っている。一方、PCゲームの売上高は6億2000万ポンド(約990億円)で、家庭用ゲーム機やモバイルゲームを下回る結果となっている。

市場調査会社「オーメディア」でシニア・ゲーム・アナリストを務めるスティーヴン・ベイリーはデジタルゲーム市場の売上について次のように述べている。「ここで重要なのは、2020年にロックダウンによる追い風で増加した売上高が2021年も維持されている点です。2022年にはほとんどのデジタル分野の市場が回復し、成長していくと見られています」

また、パッケージソフトについては家庭用ゲーム機、PCのハードウェア、周辺機器、VRキットなど年間を通して26億6000万ポンド(約4250億円)の売上高を記録し、さらにストリーミング、イベント、グッズといったゲーム関連のコンテンツでは売上高が22億6000万ポンド(約3610億円)に達している。

ドイツの音楽市場の調査会社「GfKエンターテイメント」でシニア・クライアント・ディレクターを務めるドリアン・ブロックは家庭用ゲーム機の需要の増加について「プレイステーション5とXboxシリーズX/Sは2020年11月にリリースされており、実際には2021年にその影響が表れている」としており、「ゲーム市場の売上高がピークだった2008年を上回って2021年が過去最高の年となったことは不思議なことではありません」と語っている。

今回の調査結果について、イギリス・インタラクティブ・エンタテイメント協会の最高経営責任者であるジョー・トゥイストは次のようにコメントしている。「イギリスはビデオゲームを愛する国です。ゲーム分野が経済や文化、そして社会全体に貢献していることを誇りに思うべきです」

その他のニュースとして、インディゲーム開発スタジオ「フノメンタ」はスタジオ閉鎖の危機に瀕していることを明らかにしている。先日、同スタジオの元従業員が最高経営責任者のロビン・ハニックからパワーハラスメントを受けたことを告発していた。

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