任天堂が新型コントローラーの登場を示唆する特許を欧州特許庁に申請していたことが明らかとなっている。
ゲームメディア『ニンテンドーライフ』は任天堂がコントローラーのデザイン(コントローラーの外側のボディおよび内部構造)に関する特許を昨年7月に出願しており、今年1月から欧州特許庁の公式サイトで特許の申請内容が公開されていると報じている。
特許申請の書類に添付された設計図からは新型コントローラーの形状はNINTENDO 64用のコントローラーに似ていることがうかがえる。
WTF! I just found this patent made by Nintendo in January. Switch Pro Controller!? pic.twitter.com/jTV3fav0bY
— SillyTweet5 🏴🇺🇦 (@SillyTweet5) March 14, 2022
任天堂からは新型コントローラーに関する情報は発表されていないため、現行の家庭用ゲーム機であるNintendo Switch向けなのかも不明となっている。
現時点では開発中と噂されているSwitch Pro向けである可能性も否定できないが、特許申請の資料で示されている新型コントローラーの形状やボタンの配置を確認する限り、現在発売されているNintendo Switch Proコントローラーとも異なっている。
任天堂は昨年10月にサブスクリプション・サービス「Nintendo Switch Online + 追加パック」で使用できる「NINTENDO 64 コントローラー」を発売しているが、関連性は薄いと思われる。
昨年12月、年内に発売予定の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編に関係すると見られる3つの特許が申請されていることが明らかとなっていた。任天堂は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編で採用されるゲーム・システムに関係があると思われる3つの特許を世界知的所有権機関(WIPO)に申請している。
任天堂の関連情報として、「Nintendo Switch Online + 追加パック」ではNINTENDO64向けレースゲーム『エフゼロ エックス』が3月11日から配信されている。「Nintendo Switch Online + 追加パック」では『スーパーマリオ64』、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』、『スターフォックス64』、『バンジョーとカズーイの大冒険』といったNINTENDO64の各タイトルがNintendo Switchで楽しめる。
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