Photo: FromSoftware

バンダイナムコグループはウクライナでの人道支援のため、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに1億円(約65万ポンド)の寄付を実施すると発表している。グループの中核企業であるバンダイナムコエンターテインメントは、アクションRPG『エルデンリング』の海外でのパブリッシャーとしてマーケティング全般を手掛けている。

プレスリリースでの発表は次の通りとなっている。「バンダイナムコグループは、ウクライナで被災された方々や周辺の地域に避難された方々への人道支援のため、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに1億円の寄付を実施することを決定いたしました。今回被害にあわれた方々や地域に1日も早く平穏な日々が訪れることを願っております」

バンダイナムコグループはロシアの軍事侵攻を非難しているものの、ロシア市場でのゲーム販売などは停止しておらず他社とは異なった対応を取っている。例えば、マイクロソフトは社長のブラッド・スミスがロシアでの販売を全面的に中止することを3月4日の公式ブログで発表しているほか、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントは先日、ロシアへのソフトウェアとハードウェアの出荷、『グランツーリスモ7』の発売とプレイステーション・ストアの運営をすべて停止したことをプレイステーションの公式ツイッター・アカウントで発表している。

ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントは人道支援組織に寄付を実施した他のゲーム会社とともにウクライナの支援活動に取り組んでいる。『サイバーパンク2077』や『ウィッチャー3 ワイルドハント』を手掛けるポーランドのゲーム開発会社であるCDプロジェクト・レッドは「ポーランド人道アクション(PAH)」に約2,800万円(約18万1,000ポンド)を寄付している。現在、ポーランドには数多くのウクライナ難民が避難している。

ゲーム業界ではすでに様々な支援の輪が広まっており、インディゲーム会社は有料タイトルをひとまとめにしたパッケージ「バンドル・フォー・ウクライナ」の制作に取り組んでいる。多数のインディゲーム開発会社が垣根を越えてこのパッケージにゲームを提供する予定で、収益はウクライナ侵攻により被害を受けた人々を支援する慈善団体「ヴォイス・オブ・チルドレン」や「インターナショナル・メディカル・コープ」などに全額寄付されることになる。「バンドル・フォー・ウクライナ」の収益は記事執筆時点で目標額500万ドルを突破している。

その他のニュースとして、インディゲーム・スタジオのドルフィン・バーンが手掛ける剣闘士養成シミュレーション・ゲーム『ドミナ』について、最新のパッチノートでマスクを外すことを奨励する文章が掲載されたことでプレイヤーから反発を受けていることが明らかとなっている。

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