データマイニングによって2006年発売のゲームキューブ向け『スーパーマリオストライカーズ』のファイルからゲーム本編には登場しない3Dモデルで制作されたキャラクター画像が発掘されている。
「気がつけばマリオの歴史家」と名乗るツイッター・ユーザーの「Dogon McBanana」は、『スーパーマリオストライカーズ』のデータマイニングを行い、3Dモデルで制作されたキャラクターとおぼしき画像を発見している。
彼はツイッターで次のように投稿している。「『スーパーマリオストライカーズ』のファイルをマイニングしていたら、このゲームの最終ビルド(開発の最終段階)には、大量のキャラクター画像モデルがありました。どのキャラクターもゲーム本編では登場しておらず、今まで誰も見たことも聞いたこともないものです」
「Dogon McBanana」の最初のツイートには、「マリオ」のように大きな丸い鼻があり様々な形の帽子を目深に被っている画像が添付されている。彼はこの他にも着色前の状態など様々な制作段階の画像を発見している。
Was digging through the game's files on a whim, and evidently the final build of Super Mario Strikers on Gamecube just has an entire team's worth of generic Mario style humans and a whole bunch of other unused stuff that I've never seen anybody talk about?? (thread) pic.twitter.com/Lty9Jp4zDH
— Dogon McBanana (@Dogon_McBanana) February 25, 2022
今回のデータマイニングでは「ドンキーコング」や「コング・ファミリー」のほか「ルイージ」と思われる画像も発見されている。「Dogon McBanana」は、制作段階では各チームの「キャプテン」に関連したキャラクターがチームメンバーとなる予定だったか、またはダミーデータだったのではないかと推測している。
さらに、敵キャラクターの「カロン」の3Dモデルも発見されており、このキャラクターが『スーパーマリオストライカーズ』で3Dグラフィック化される予定だったことが窺える。また、「ヘイホー」がカメラを操作している画像も発見されており、どちらのキャラクターも本作には一切登場していない。
『マリオストライカーズ』関連のニュースとして、任天堂は2月10日に公開した新作情報番組「ニンテンドーダイレクト」で『マリオストライカーズ』シリーズの最新作となる『マリオストライカーズ:バトルリーグ』の発売を発表している。この作品では特殊能力やアイテムを使用したり、キャラクターの装備をカスタマイズして能力値を変更できるようになっている。
その他のニュースとして、カプコンは今夏にNintendo SwitchおよびPC(Steam)向けにリリースされる『モンスターハンターライズ:サンブレイク』の最新情報を、3月15日23時より配信される番組「モンスターハンターライズ:サンブレイク スペシャルプログラム 2022.3.15」で公開すると発表している。
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