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音楽配信プラットフォーム「バンドキャンプ」が『フォートナイト』の開発元であるエピック・ゲームズの傘下に加わることが明らかとなっている。

バンドキャンプは現地時間3月2日に公式サイトで声明を発表している。

バンドキャンプの共同創業者兼CEOであるイーサン・ダイアモンドは次のように述べている。「バンドキャンプは今後も独立したマーケットプレイス、ならびに音楽コミュニティとして運営されます。また、私が引き続き経営の任にあたります」

「アーティストを第一に考えた収益モデル (アーティストは平均して売上の82%を受け取ることになります)を中心に、バンドキャンプのサービスなどを継続していきます。音楽の提供方法もこれまでと同じです。バンドキャンプ・フライデーは予定通りに開催され、(自社メディアである)バンドキャンプ・デイリーではさまざまな素晴らしい音楽を紹介していきます」

「一方で、アルバムのページ、モバイルアプリ、商品販売ツール、決済システム、検索・発見機能のほか、レコード盤の生産やライヴ・ストリーミング・サービスにおいて、エピック・ゲームズからの協力の下、バンドキャンプをよりグローバルなサービスとして改善していきます」

声明では次のように続けられている。「私たちは音楽が持つ癒しの力を広めるミッションの下、ファンがアーティストを直接支援できるコミュニティを作ってきました。今回、同じ信念を共有するエピック・ゲームズが私たちのパートナーとなりました。音楽とアートの未来はコミュニティの創造にかかっており、アーティストが公正な報酬を得る機会が約束され、ファンであれば誰でも参加できるようなコミュニティを築きあげていく必要があります」

「エピック・ゲームズと協力して、より多くのクリエイターを公平でオープンなプラットフォームで支援していくという共通の目標と、私たちのミッションを追求していきます」

エピック・ゲームズも公式サイトでブログ記事(英語版)を公開しており、「今後も経済的にクリエイターを支援していくには、公平でオープンなプラットフォームが不可欠なのです」と述べている。

同社は次のように続けている。「エピック・ゲームズとバンドキャンプの共通したミッションは、クリエイターを搾取しないプラットフォームを作り上げることです。エピック・ゲームズのヴィジョンは(映像)コンテンツ、テクノロジー、ゲーム、アート、音楽などの分野で活躍するクリエイターのためのマーケットプレイスを構築することであり、その中でバンドキャンプは重要な役割を担うことでしょう」

エピック・ゲームズ・ストアの副社長兼ゼネラルマネージャーであるスティーヴ・アリソンはブログ記事の中で次のようにコメントしている。「バンドキャンプをエピック・ゲームズに迎えることができて、とても嬉しく思います」

「バンドキャンプではファンが新人からアーティストを発掘・支援して、共に成長していくコミュニティを構築し、音楽業界の中で最高の条件をアーティストに提示するビジネスモデルを有しています。クリエイターが様々な形で直接ファンと交流できる当社のアプローチと似ています」

今年1月、バンドキャンプはバンドキャンプ・フライデーを2月から再開することを発表している。

現地時間2月4日(金)から再開されており、5月までは毎月第1金曜日に実施することが決定している。

バンドキャンプは新型コロナウイルスの影響で収入が落ち込んだミュージシャンを支援する取組みとして2020年3月にバンドキャンプ・フライデーを立ち上げており、売上のほぼ100%をミュージシャンに還元している。

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