サバイバル・シミュレーションPRG『デジモンサヴァイブ』の開発状況について、プロデューサーの羽生和正が「完成に近づきつつあり、リリース日の発表に向けて調整中」であることを明らかにしている。
ゲーム・ニュースサイト『ゲーマツウ』によると、2月27日に配信されたオンラインイベント「デジモン・コン」のQ&Aコーナーで、プロデューサーの羽生和正が『デジモンサヴァイブ』の開発が遅れたのは、開発スタジオの変更が原因だったと説明している。
『デジモンサヴァイブ』が発表された2018年当初はウィッチクラフト社が開発を手がけていたが、現在はハイド社が制作している。
羽生和正はファンを待たせていることを謝罪し、社内でリリース日を調整していることを明かしている。
「『デジモンサヴァイブ』の開発状況に関して多くの質問が寄せられています。楽しみにしていただいているファンの皆さんをお待たせしてしまい、大変申し訳ございません。また、新しい情報をお届けできず、お待たせしてしまったことを重ねてお詫び申し上げます。発売日情報に関しては社内で調整していますので、もう少しお待ちいただけると幸いです」
開発チームの変更により「ゲームの手直しが多くなり、それが開発遅延につながりました」と説明しているが、制作が軌道に乗ったことでゲームは完成に近づいているという。
また、『デジモンサヴァイブ』について、「デジモン」たちが「人の持つ電子機器を通じて認知・接触できる異世界の生命体」として描かれており、ターゲット層を大人に設定しているため、少しシリアスな物語になると話している。
さらに、同タイトルはテキスト・アドベンチャーで進行する「ドラマパート」と仲間のモンスターを駒のように動かして戦う「バトルパート」の2軸で進行し、12章で構成される。本編は約40時間でクリアできるが、全ルートと課題を網羅するには80時間から100時間ほど要すると説明し、「『ドラマパート』と『バトルパート』は7対3くらいになっていて、『ドラマパート』がメインになります」と述べている。
『デジモンサヴァイブ』はプレイステーション4、Xbox One、Nintendo Switch、PCで2022年にリリースが予定されている。
その他のニュースとして、ヴァルヴ社は『エルデンリング』で確認されているグラフィックスの不具合について、Steam Deck向けにも修正作業に取り組んでいることを明らかにしている。
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