「東京ゲームショウ(TGS)2022」が3年ぶりに千葉県・幕張メッセで開催されることが明らかとなっている。
一般社団法人コンピューターエンターテインメント協会(CESA)は2月28日、「東京ゲームショウ(TGS)2022」の開催概要を発表しており、新型コロナウイルス対策として入場制限を設けるものの、3年ぶりに幕張メッセにて現地開催する方針であることを明らかにしている。
今年の「東京ゲームショウ(TGS)2022」は9月15日から18日まで4日間にわたって開催され、一般公開のチケットは現時点で7月上旬頃から販売される見通しとなっているが、「若年層のワクチン接種状況の見通しが立たない」ことを理由に小学生以下の入場は「不可」となっている。
「東京ゲームショウ2022」ではさらに、オンライン開催となった2020年、2021年と同様に公式番組や現地会場の体験ツアーをはじめとするオンラインコンテンツの配信も予定されており、日本語と英語の2ヶ国語で配信される。
主催のCESAは、今年度のイベントテーマを「ゲームは、絶対、とまらない。」とした理由について「この2年、いろいろな楽しみが日常から奪われていくなかで、ゲームはいつも毎日を照らしてくれました。これからもずっと、ゲームはみんなを明るくし続けるんだ……そんな強い覚悟をテーマに込めました」と説明している。
また、世界最大規模のゲーム開発者向けカンファレンス「ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)」も現地時間3月21日~25日に米・サンフランシスコで開催されることが決定している。今年1月にはGDCの先行調査の結果が公開されており、ゲーム開発者の過半数が家庭用ゲーム機やモバイル端末よりもPC向けのゲーム開発を望んでいることが明らかとなっていた。
調査では開発者2700人のうち63%が実際にPC向けタイトルを開発中であり、全体の58%が次のプロジェクトもPC向けにリリースすることを期待していると回答している。また、PCに続いてプレイステーション5が2番目に、Nintendo Switchが3番目に関心が高いプラットフォームとなっている。
その他のニュースとして、2月25日に発売されたポータブルゲーム機「スチームデック」の購入者宅に販売元の社長自らが配達する姿が目撃されて話題になっている。レディットユーザー「ビット・フィドラー0」の外出中、ヴァルヴ・コーポレーションの社長であるゲイブ・ニューウェルが自宅を訪れたという。荷物は在宅中だった妻が代わりに受け取ったといい、レディットで公開された防犯カメラの画像では実際にヴァルヴ・コーポレーションのポロシャツを着たゲイブ・ニューウェルらしき人物が宅配に訪れる様子が確認できる。
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