Photo: Atlus

アトラスは2022年3月17日にリリース予定の『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』通称『P4U2』のリマスター版について、オンライン対戦をより快適にする「ロールバック機能(ロールバック・ネットコード)」を今夏頃に導入すると発表している。

昨日配信された番組「私をリングに連れてって!雪子姫の『P4U2』チャレンジ!(前後編)」の中で「ロールバック機能」の導入が告知されている。「ロールバック機能」とはオンライン格闘ゲームに多く採用されている機能の1つで、ゲームプレイの「先読み」による描画(レンダリング)を特徴としており、ゲームプレイのラグ(操作の反映ラグ)が軽減され、離れた地域のプレイヤーともより快適なオンライン対戦が楽しめる。

また、『P4U2』のプロデューサーである和田和久はアトラスの公式ツイッター・アカウント(英語版)でビデオメッセージを公開しており、ファンへの感謝の気持ちと今後の展開について次のように述べている。

「『P4U2』を応援ありがとうございます。PS3版の『P4U2』が出たのは10年近く前になると思いますが、今回(リマスター版を)発表したときに皆さんからの反響の大きさに正直驚かされましたし、同時に喜びでいっぱいでした。中でも格闘ゲームを当時遊んでくれていたユーザーの皆さんからの温かいコメントが嬉しかったですね」

「ロールバック機能は今年の夏頃に配信予定となっておりますので、こちらもご期待いただければと思います。僕らも皆さんが対戦で盛り上がってくれることを楽しみにしておりますので、今後とも『P4U2』をどうぞよろしくお願いします」

リマスター版『P4U2』には新モード「ゴールデンアリーナモード」が導入される予定となっており、公式サイトでは次のように紹介されている。「ソロプレイも楽しめるゴールデンアリーナモード」「バトルに勝利すると、経験値が溜まりレベルが上がる!スキル習得やスキルポイントの割り振りなどで、自分好みにキャラクターを育成するなど、やりこみ要素が楽しめる」

「サポートキャラと『コミュ』を築くことで、固有のスキルを獲得できる。コミュを育てて戦いを有利に進めよう!」

その他のニュースとして、2月25日にリリースされたアクションRPG『エルデンリング』を携帯型ゲーム機「Steam Deck」でプレイする際にスタッタリング(画面のカクつき)が起こる不具合が発生しており、ヴァルヴ社のグラフィック・チームが最適化に取り組んでいることが明らかとなっている。来週にはLinuxOSでWindows向けゲームをプレイできるようにするソフトウェア「プロトン」を通して修正が行われるという。

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