Photo: Bethesda

ベセスダ・ソフトワークスは自社が運営する「ベセスダ・ランチャー」のサービスを今年4月末に終了することを発表している。「ベセスダ・ランチャー」はストア機能も兼ね備えたPC向けのゲームランチャーで、サービス終了に伴いライブラリ内のゲームやウォレットは4月上旬よりスチームへ移行できるようになる。

2月24日、ベセスダ・ソフトワークスは4月上旬より「ベセスダ・ランチャー」内のゲームやウォレットなど、「ベセスダ・ネット・アカウント」で所有している全てのコンテンツをスチームに移行できるようになるが、「5月以降は購入したゲームを『ベセスダ・ランチャー』でプレイできなくなりますのでご注意ください」と公式サイトで説明している。

また、セーブデータの移行に関しては次のように述べている。「基本的に、セーブデータは自動的に移行されますが、一部のゲームではスチーム・フォルダにセーブデータを手動でコピーしていただく必要があります。現時点では、ほぼ全てのセーブデータを自動または手動で引き継いでいただける予定です。ただし、『ウルフェンシュタイン: ヤングブラッド』は例外となっており、現時点では移行できません」

「ベセスダ・ランチャー」はサービス終了となるが、ゲームのMOD、スキンといったゲーム内アイテムなどを引き続き利用するには「ベセスダ・ネット・アカウント」を保持する必要がある。

その他、ベセスダ・ソフトワークスはオンラインRPG『フォールアウト76』の移行に関しても公式サイトで説明しており、ゲーム内通貨「アトム」やフレンドリストなどもスチームへ移行できるようになるという。

また変更点として、メンバーシップ・サービス「フォールアウト・ファースト」の年間会員がデータをスチームに移行すると、即座に「アトム」の残高がアカウントに追加されるほか、4月以降は「フォールアウト・ファースト」のメンバーシップが自動で更新されなくなることが挙げられている。

その他のニュースとして、アクティヴィジョン・ブリザード社は2023年に予定している『コール オブ デューティ』シリーズ最新作のリリースを延期する方針だと『ブルームバーグ』が報じている。一方、同社の広報担当者は「今年はもちろん、来年以降も有料版および無料版『コール オブ デューティ』でワクワクするゲーム体験をご用意しています」と語っている。

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