Photo: Epic Games

英国の公正取引委員会にあたる競争審判所はアップルによる『フォートナイト』の販売禁止に異議を唱えたエピック・ゲームズの申し立てを退ける判決を下したことが明らかとなっている。

『ロイター』はこの判決によって人気ゲーム『フォートナイト』の開発元であるエピック・ゲームズは今後英国内でアップルに対する訴訟を継続できなくなったと伝えている。

エピック・ゲームズは今回の結果を受けて次のような声明を発表している。「エピック・ゲームズは英国でのアップルに対する訴訟については米国での判決が確定した後に本件の上訴を再考する予定です」

エピック・ゲームズは昨年8月からアップルが「アプリ・ストア」から『フォートナイト』 を削除したことを受けてアップルに対する訴訟を起こしていた。事の発端は、エピック・ゲームズがアップルの「アップ・ストア」を通さず『フォートナイト』のゲーム内に直接課金できるシステム「エピック・ダイレクト・ペイメント」を導入したことにある。

エピック・ゲームズはアップルの「アップ・ストア」でアプリに課金があった場合に売上の30パーセントを両社に還元する制度を回避できるようになっていた。これを受けてアップルはエピック・ゲームズの開発者アカウントを「アプリ・ストア」から削除していた。

エピック・ゲームズは先日公開したブログで「当社は独占禁止法による規制を考慮してアプリを慎重に設計したにもかかわらず、アップルはアプリの配信や決済プロセスでの競争を阻害しているだけでなく、競争を完全に排除してしまっている」と主張していた。

昨年10月にカリフォルニア州ではエピック・ゲームズのビジネスに支障が出ないとして、アップルの米国国内の「アプリ・ストア」での『フォートナイト』の販売禁止を認める判決が下されていた。

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