Photo: FromSoftware/Bandai Namco

バンダイナムコホールディングスは2月8日に2022年3月期第3四半期の決算短信ならびに「バンダイナムコグループ中期計画」を公式サイトで公開しており、IPごとのメタヴァースを開発する方針を明らかにしている。

公式サイトで公開された「バンダイナムコグループ中期計画(2022年4月~2025年3月)」には新規IPの創出に向けた取り組みの強化に加えて、「IP創出のための戦略投資」を行うことが記載されている。同社はグループの強みであるIPを中心とした「IP軸戦略」を「中期計画」の核とすると述べており、以下の3つに分けて取り組むことを明らかにしている。

・IP×Fan(IPでファンとつながる)
・IP×Value(IPの価値を磨く)
・IP×World(IPで世界とつながる) 

バンダイナムコグループは「IP軸戦略」を推進しながら、「ファンとつながるための新しい仕組み」としてIPごとのメタヴァースを開発していく意向を明らかにしている。

「バンダイナムコグループ中期計画」には次のように記載されている。「バンダイナムコがIPを軸に、ファンに寄り添う新しい仕組みとしてIPごとのメタヴァースを開発します。この『IPメタヴァース』は、仮想空間の中で、IPを軸に幅広いエンターテインメントを楽しむことができるほか、フィジカルな商品や場とデジタルが融合するバンダイナムコならではの仕組みを想定しており、ファンやパートナーがつながるための場を提供するオープンなものを目指しています」

「『IPメタヴァース』によって、バンダイナムコとファンが、さらにはファン同士がコミュニティやコンテンツを通じて長期にわたって深く、広く、複雑につながる関係を構築し、つながり方の質を追求します」

中期計画によれば、『IPメタヴァース』の開発には150億円が投資されるという。一方で、現時点ではバンダイナムコが構想中の「メタヴァース」についての具体的な情報は公開されていない。

なお、バンダイナムコホールディングスの代表取締役社長である川口勝は昨年4月に公式サイトで公開された「トップメッセージ」のなかで次のように述べていた。「バンダイナムコグループ最大の強みは、IPを最適なタイミングで、最適な商品・サービスとして、最適な地域に向けて提供する『IP軸戦略』です。今後も『IP軸戦略』を進化させ、グローバル市場での浸透・拡大をはかることが基本方針です」

その他のニュースとして、ソニー・インタラクティブ・エンタテイメントと『グランツーリスモ』シリーズの開発元であるポリフォニー・デジタルの共同新規プロジェクトが現地時間2月9日に発表されることが明らかとなっている。

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