Photo: Riot Games

『ヴァロラント』のEMEA(ヨーロッパ・中東・アジア)地域のeスポーツ大会責任者であるダニエル・リングランドが『NME』の取材に応じ、公式eスポーツ大会の今後の取り組みについて語っている。

ダニエル・リングランドは2022年、『ヴァロラント』の公式eスポーツ大会に「非常に大きな変化」が訪れると語っている。公式大会の運営形式が一新され、VRC(ヴァロラント・リージョナル・サーキット)とVRL(ヴァロラント・リージョナル・リーグ)の2つに分かれて実施される。

「VRCはアマチュア・プレイヤーを対象としたイベントになっています。大会でプレイしてみたい人から、プロを目指すプレイヤー、社会人などの幅広い層を対象としていす。VRCは地域別に実施され、フランスやトルコをはじめとする国々で開催されます。さらに、VRCの上位レベルの大会としてVRLが設けられており、こちらは各地域で上位チームを決定する大会になっています。そして、年末にEMEA8地域のVRLのトップ・チームが集い、ベスト・チームを決める大会が開催される予定です」

ダニエル・リングランドは『ヴァロラント』の大会が地域別に開催されることについて、次のように続けている。「大会は地域別に開催することで、より盛り上がるのではないかと考えています。参加者はあたかも自分の国で開催される大会だと感じながら、(世界各地で同時に開催される)大会全体への繋がりも感じることでしょう」

ダニエル・リングランドは公式大会の大幅な変更に加え、「グローバル規模でのイベント(8地域のVRLの頂点を決める世界大会)は2022年の年末に開催を予定」していると述べている。

また、『ヴァロラント』の公式大会には「バリアフリー」という言葉で形容されるようなアプローチが採用されているという。プレイヤーのゲームの腕前にかかわらず「自分を受け入れてくれる場所が見つかる」からだという。

「私たちが言う『バリアフリー』とは、誰もが自分に合ったレベルで競技に参加できることを意味しています。私たちは『ヴァロラント』の初心者から上級者まで、全員を対象としたeスポーツ大会をデザインしました。それこそが本大会の最大の特色の1つとなっています」

「(世界最大のeスポーツ・リーグの1つである)『カウンターストライク(:グローバルオフェンシブ)』の公式大会は、プロ選手や卓越したプレイヤーを対象にしています。仮にあなたがプロ選手を目指していたり、自分ではプロ選手のチームに所属するくらいの腕前を持っていると信じている場合(たとえそのような腕前を実際には持っていないとしてもです)、『ヴァロラント』の公式大会なら、eスポーツの世界への第一歩が(VRCとして)用意されているのです。また、VRCはプロの道を歩み始めた人にも打ってつけの舞台となっています」

ライアットゲームズは数多くのeスポーツ大会を運営してきた実績があり、2021年に開催された世界大会ではライヴ配信で400万以上を動員したMOBAゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』の開発元として知られている。なお、『ヴァロラント』は2020年にリリースされた比較的新しいゲームとなっている。

また、ダニエル・リングランドは他のeスポーツ大会を参考にして、『ヴァロラント』独自の大会の構想を練ったことを明らかにしている。

「『ヴァロラント』の大会の再構築にあたり、これまでのライアットゲームズの取り組みを振り返るだけでなく、他のゲームのeスポーツ大会やその他のスポーツ全般の競技大会まで時間をかけて調査しました。これまでのライアットゲームズのやり方をそのまま踏襲するのではなく、その他のゲーム、特にシューティング・ゲームで人気の要素も取り入れることにしました。そうすれば、ファンの方々から良い反応を得られると考えたからです」

ダニエル・リングランドは取材で2022年内に「(他にも)実施を見込んでいるものがある」と語っているが、「『ヴァロラント』のeスポーツ大会こそ、ライアットゲームズの最優先事項の1つ」と強調している。

「(『ヴァロラント』は)リリースから2年目ですが、私たちの旅はまだ始まったばかりだと感じています。2022年にVLCやVRLを開催できることをとても楽しみにしています。そして、ファンのみなさんが何を求めているのか耳を傾けながら、大会を大きくしていきたいと考えています。私たちはファンのみなさんと一緒に築き上げてきたものを、大きくしていきたいのです」

その他のニュースとして、現地時間2月2日にフロリダ州で『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のキャラクターのマスクを被った男による銀行強盗未遂事件が起きていたことが明らかとなっている。

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