Photo: Bluepoint Games

プレイステーションの開発者インタヴューの中で、宮崎英高が「最も思い入れのあるボス戦」について語っている。宮崎英高はフロム・ソフトウェアの代表取締役社長であり、『ダークソウル』や『エルデン・リング』の生みの親として知られている。

宮崎英高はプレイステーション公式ブログ(英語版)の開発者インタヴューで、お気に入りのボス戦について尋ねられている。

彼は『隻狼:シャドウズ ダイ トゥワイス』や『ブラッドボーン』、『エルデン・リング』、『デモンズソウル』シリーズや『ダークソウル』シリーズなど自身が手掛けた作品の中から特に気に入っている作品を一つ選び、その理由を述べている。

「私にとって『最も思い入れのある』ボス戦を挙げるとすれば、『デモンズソウル』に登場する『黄衣の翁』です」

「(このボス戦を選んだ)理由として、(ボス・キャラクターとボス戦のゲーム・システム両方の)デザインに対する周囲からの反対を押し切り、実現するために様々な工夫をしたことが挙げられます。このボスに関してはヴィジュアルの面だけでなくマルチプレイの要素を含めたゲームプレイをどうしても実現したかった。周囲からは技術的に実現が難しく、ゲーム要素として本当に面白いかどうかわからない、といった反対意見も出ましたが、結果的にはファンの皆様に楽しんでいただけるものを作れたと思っています」

『黄衣の翁』のボス戦ではオンライン対戦要素を駆使した「侵入システム」が導入されており、オンライン接続時には別のプレイヤーが「黒ファントム」としてボスを操作することになる。

さらに宮崎英高は、『デモンズソウル』で求められるゲーム・メカニクスやゲーム機能のデザインは非常に難しく、「『黄衣の翁』に関しては、様々な困難を乗り越えて誇りに思えるようなものを創り上げるプロセスが凝縮されていると思います」と語っている。

その他のニュースとして、ロックスター・ゲームスは2月4日に公式サイトで公開したブログで「『グランド・セフト・オート』シリーズの革新的な次なる作品を現在開発中」であることを明かしており、『グランド・セフト・オートVI』の開発が進行中なのではないかと見られている。

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