ベセスダ・ソフトワークスが手がける宇宙を舞台にした次世代型RPG『スターフィールド』について3Dアーティストが「2016年から開発に取り組んできた」ことを公表しており、同タイトルの制作にはファンが考えるよりも遥かに長い年月が費やされていることが明らかとなっている。
『スターフィールド』は2018年の「E3」で正式発表され、お披露目された約1分間のティーザー動画ではタイトル名と舞台が宇宙となることが明かされていたが、それ以降ベセスダ・ソフトワークスは新たな情報を公開してこなかった。2021年の「E3」でようやく『スターフィールド』のリリース時期が2022年11月になることが発表されている。
『ザ・ゲーマー』によると、ベセスダ・ソフトワークスでリード・アーティストを務めるルーカス・ハーディは個人サイトで自身が『スターフィールド』の制作に2016年から携わっていることを明らかにしており、「宇宙服や星座をモチーフにしたロゴのデザインに加えて、カスタマイズ可能なフェイス・システムの制作にも取り組みました」と公表している。2021年に公開されたトレイラー動画はこちらから。
正式発表の前段階からゲームの開発がスタートするのはよくあることだが、ルーカス・ハーディの投稿は開発開始時期を浮き彫りにしている。『スターフィールド』の開発がスタートした具体的な日付までは明らかになっていないが、ベセスダ・ソフトワークスはかねてより宇宙をテーマにしたゲームを制作を企画しており、2013年には「スターフィールド」という名称が商標登録されている。2021年6月、『スターフィールド』のディレクターで同社のエグゼクティヴ・プロデューサーであるトッド・ハワードは『ワシントン・ポスト』とのインタヴューで「タイトルは『スターフィールド』しかありえませんでした」と語っている。
また、ベセスダ・ソフトワークスは2021年11月に『スターフィールド』の開発者日記となる動画を公開し、トッド・ハワードが大作RPGを様々なジャンルで制作してきた経験と新作への影響について語っている。少しずつ詳細が明らかになっていく中で『スターフィールド』は2022年にリリースされるタイトルの中でも注目度が高まっているが、開発に6年近くを費やしていることが明らかになったことでファンの期待はより一層高まっていくと見られる。
その他のニュースとして、YouTuberが肖像権を侵害される被害が相次いでいることが明らかになっている。顔写真やYouTubeチャンネル内に登場した作品が無断で使用され、本人の許可なくNFTアートが制作されている事案も発生しているという。動画クリエイターの「Charalanahzard」ことアラナー・ピアーズも自身のツイッター・アカウントで同様の被害を受けていることを明かしており、「訴訟が待ちきれないね(笑)」とツイートしている。
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