12月16日にエピック・ゲームズ・ストアでリリースされたPC版の『ファイナル・ファンタジーVII リメイク インターグレード』に最初のパッチ(バージョン1.001)が配信されて、フレームレートが90以上の設定でプレイするときには映像が安定するように改善されている。
スクウェア・エニックスのサポート・センターの公式サイトでは1月11日に配信されたパッチの内容が次のように紹介されている。
・ゲーム内のデフォルトの字幕言語を英語に変更
・90FPS以上の設定の場合に描画解像度が安定するように調整
・その他、一部不具合を修正
なお、「その他、一部不具合」の内容は明らかにされていない。
関連情報として、先月『VGC』は『ファイナル・ファンタジーVII リメイク インターグレード』が将来的にスチームでもリリースされる可能性があると報じている。報道によれば、あるツイッター・ユーザーがエピック・ゲームズ・ストア版のゲームのファイル内にSteam App ID(スチームで使用されるゲーム認識用のID)が書き込まれているのを発見したという。このIDは、『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』がリリースされてから約半年後のタイミングとなる2020年10月に作成されている。
現時点でPC版『ファイナル・ファンタジーVII リメイク インターグレード』はエピック・ゲームズ・ストアで独占的にリリースされているが、独占リリースの期間が終了した際にはスチームでもリリースされることが予想される。
また、2021年3月に「プレイステーション・プラス」のフリープレイ版として配信された『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』が2021年12月22日より追加料金なしでPS5版『ファイナル・ファンタジーVII リメイク インターグレード』にアップグレードできることが発表されている。スクウェア・エニックスは英語版『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』公式ツイッターで次のように発表している。「プレイステーション・プラス(の無料プレイ)で『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』を入手したプレイヤーはPS5版にアップグレードすることができます」
プレイステーション4版『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』は2021年3月より「プレイステーション・プラス」の「フリープレイ」で提供されてきたが、フリープレイ版はこれまでアップグレードの対象外となっていた。
その他のニュースとして、エヌヴィディア社は年内にグラフィックス・カードの供給が改善される見通しを立てていることを明らかにしている。同社のエグゼクティヴ・バイス・プレジデント兼CFOのコレット・クレスはアメリカの投資銀行「ニーダム・アンド・カンパニー」が主催する年次会議で次のようにコメントしている。「(グラフィックス・カードの)深刻な不足が続いてきましたが、当社のパートナーたちと協力して供給量を増やすように取り組んでいます。供給状況は2022年の下半期に入ると良くなると予想しています」
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