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任天堂はNintendo Switch向けソフト『星のカービィ ディスカバリー』の発売日が3月25日に決定したことを発表しており、最新情報をまとめたトレイラー動画や特設ティザーサイトを公開している。

『星のカービィ ディスカバリー』は2022年4月27日で30周年を迎える任天堂の人気シリーズ『星のカービィ』の最新作となっている。公式サイトでは「カービィはこの壮大な冒険で様々なコピー能力を駆使して敵と戦い、360°に広がる3Dのステージを探索します」と説明されている。「文明と自然が融合した未知なる『新世界』を飛びまわって、各ステージを進んでいきましょう」

最新作のあらすじについては、「『吸い込み』の動作でお馴染みのカービィ。今回は未知なる『新世界』にたどり着き、謎の敵『ビースト軍団』にさらわれたワドルディたちを発見します。カービィはワドルディたちを助けるため、新世界で出会った『エフィリン』とともに冒険の旅に出ます」と紹介されている。

最新のトレイラー動画では「カービィ」が地面に潜って下から敵を攻撃できる「ドリル」と星の弾丸を放って遠くの敵を攻撃できる「レンジャー」の新たなコピー能力を確認することができる。

動画では他にも、「カービィ」と「バンダナワドルディ」が一緒に冒険する様子が紹介されている。この「2人プレイ」の機能では、Nitendo Switchのコントローラー「Joy-Con」を分け合うことで家族や友達と一緒にゲームを楽しむことができる。最新作ではさらに、「町づくり」の要素も登場する。ゲームの拠点となる「ワドルディの町」には「カービィ」が冒険で助けた「ワドルディ」の数に応じて様々な施設が建てられ、地域が発展していくという。

『星のカービィ ディスカバリー』のリリースについては昨年9月に配信された任天堂のウェブ番組「ニンテンドーダイレクト」で初めて発表されていた。

『星のカービィ』シリーズの関連ニュースとして、昨年11月に第64回グラミー賞のノミネート作品が発表されると、その中に1996年発売のスーパーファミコン向けソフト『星のカービィ スーパーデラックス』の楽曲を再編集した“Meta Knight’s Revenge (feat. Button Masher)”が含まれていることが明らかとなっていた。

この楽曲は「ジ・8ビット・ビッグ・バンド」によって演奏されたもので、トニー賞にもノミネートされたことのある音楽家チャーリー・ローゼンとキーボード演奏家のジェイク・シルバーマンが共同で編曲を手がけている。なお、ゲーム作品の楽曲がグラミー賞にノミネートされるのは今回で3回目となっている。

第64回グラミー賞授賞式は今月31日に予定されていたが、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大に伴い無期限の延期が発表されている。新たな日程については今後発表される見通しとなっている。

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