バトルロイヤル・ゲーム『プレイヤー・アンノウン・バトル・グラウンド』、通称『PUBG』は1月12日から全プラットフォームで無料プレイサービスに移行することが発表されている。今回の方針転換について開発元のPUPGコーポレーションは「他社の競合タイトルに対抗するためではない」と説明している。
PUPGコーポレーションのクリエイティヴ・ディレクターであるデイヴ・カードは先日『ゲームスレーダー』の取材に応じて、『プレイヤー・アンノウン・バトル・グラウンド』が競合のバトルロイヤル・ゲームと同様の運営モデルに移行する理由について次のように説明している。
「『プレイヤー・アンノウン・バトル・グラウンド』を無料プレイ化する決断に至ったのは、まさしく最適な時期がきたと感じたためです。これは来るべくしてきた次へのステップであり、私たちが作り上げたゲームの世界をより多くのプレイヤーに紹介できる素晴らしい手段だと考えています。『プレイヤー・アンノウン・バトル・グラウンド』に興味があっても様々な理由から実際にプレイするまでには至らないプレイヤーが多くいらっしゃると思います。ですから、今こそゲームを始めるのにピッタリなタイミングです」
競合タイトルの『フォートナイト』、『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』、『エーペックスレジェンズ』はいずれも既に無料プレイ化されていることから、『プレイヤー・アンノウン・バトル・グラウンド』も無料プレイサービスに移行したのではないかとの見方もあるが、デイヴ・カードは同タイトルの無料プレイ化と競合タイトルの運営方針は無関係だと語っている。
「無料プレイサービスへの移行は、ご指摘いただいた他のタイトルに対抗するためではありません。どの作品も素晴らしく、私たちの作品と同じようにそれぞれが独自の強みを持ったタイトルだと思います。当社は他社と一線を画して開発に取り組んでいますし、今後の展開に期待しています」
『プレイヤー・アンノウン・バトル・グラウンド』を無料プレイ化するにあたり、有料アップグレードサービス「バトルグラウンド・プラス」も発表されている。「バトルグラウンド・プラス」は12.99ドル(約1,495円)で販売されており、ボーナス1300Gコイン、装備品が入手できるほか、ランクマッチへやカスタムマッチ作成などにアクセスできるようになる。なお、無料プレイサービス移行前に同タイトルを購入している場合は「バトルグラウンド・プラス」を無料で利用できる。
デイヴ・カードは無料プレイ化した『プレイヤー・アンノウン・バトル・グラウンド』について「より大勢のプレイヤーを『プレイヤー・アンノウン・バトル・グラウンド』にお迎えすることで、私たちは以前の有料プレイサービスでは見られなかったであろう展開に出会えるでしょう」と期待を寄せている。
『プレイヤー・アンノウン・バトル・グラウンド』は1月12日から、全プラットフォームで無料プレイサービスを開始している。
その他のニュースとして、ユービーアイソフトは来月2月17日に『アサシン クリード エツィオ コレクション』をNintendo Switch向けに発売することを発表している。
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