ニューワールド、アマゾン・ゲーム・スタジオが2度目の発売延期を発表

Photo: Amazon Game Studios

アマゾン・ゲーム・スタジオは多人数同時参加型オンライン・ファンタジーRPG『ニューワールド』の2度目の発売延期を発表している。

本作は当初、昨年8月に発売が予定されていたが、ゲームに修正を加える時間が必要だとして発売が2021年春まで延期となっていた。ゲームの公式ブログは2月16日付けの記事で『ニューワールド』の発売予定日は8月31日になったと発表している。

開発スタジオはこれまでアルファテストで複数のプレイヤーにゲームをテストしてもらい、改善すべき点をフィードバックしてもらったと説明している。テストプレイの後、戦闘システムの改善やクラフト・システムの調整、マップの拡張などを行ってきたとしている。

しかし、開発スタジオはゲームの発売までにやるべきことがまだあると述べている。そのため発売日の延期を決定し、発売までの時間を例えば「ゲーム終盤に魅力的なコンテンツを追加することが重要だと考えており」、その開発に充てるとしている。

開発スタジオはブログで次のように述べている。「発売までの時間で『アエテルヌムの海岸』を世界に公開する前に、ゲーム全体を微調整しながらも大幅に改善していきます」

また、同スタジオは今後もアルファ・テストを実施し、3月30日にはヨーロッパでもテストが導入されると発表している。7月20日からはクローズド・ベータ・テストを開始し、購入を予約したプレイヤーにはベータ・テスト環境でプレイ可能なアクセス権を付与するという。

アマゾン・ゲーム・スタジオはまた、クローズド・ベータ・テスト期間中に3つのコンテンツ「エボンスケール・リーチ」、「エクスペディションズ」、「アウトポスト・ラッシュ」が体験できると明らかにしている。

「エボンスケール・リーチ」は「追放された女帝が作り上げた艦隊が世界を脅かす」という設定のゲーム終盤のゾーンとなっている。「エクスペディションズ」は5人のプレイヤーが協力して立ち向かうミッションとなっており、それぞれのスキルと協調性が求められる。

「アウトポスト・ラッシュ」は「忘れ去られていた古代の技術に満ち溢れた原始時代」を舞台とする20対20のチーム戦となっている。各チームは戦いに勝つために拠点と資源を戦略的に確保しながら戦うことになるという。

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