『レインボーシックス シージ』のクリエイティヴ・ディレクターであるリロイ・アタナソフは1月11日、ユービーアイソフトの他のプロジェクトに取り組むためにクリエイティブ・ディレクターの座を退き、チームを離れることを同社の公式サイトで発表している。
リロイ・アタナソフはゲームコミュニティへのメッセージの中でクリエイティヴ・ディレクターの交代を報告している。後任には現職のアート・ディレクターから昇格するアレキサンダー・カーパツィスが就任する。
リロイ・アタナソフは公式サイトで次のようにコメントしている。「私がユービーアイソフトで他の機会を模索するため、一身上の理由でシージのクリエイティヴ・ディレクターの座を退くことをご報告いたします」
「このゲームのこともコミュニティも愛していますし、この2年間チームと共に達成してきたことを誇りに思っていますので、悩んだ末の結論ではありますが、この決断は間違っていないと信じています。チームも全力で私の背中を押してくれました。ご心配なく、私は会社を辞めるわけではありませんし、この素晴らしいゲームとの旅は終わるわけでもありません」
彼のメッセージに続いて、アレキサンダー・カーパツィスもコメントを寄せている。「4年間、最強のチームメンバーに恵まれ、世界的にも競技シューターゲームとしての地位を確立することができました。今日からまた新たな歴史の1ページを刻むことになりましたが、私自身もこれからのシージに期待が止まりません」
「何年も相談役になってくれたリロイには心から感謝しています。彼は私に、クリエイティヴ・ディレクターとしての創造力や情熱、リーダーシップの何たるかを模範となって示してくれました。リロイの成果はチームとして、今後のシーズンで明らかとなるでしょう。私も、シージ史上、挑戦の年にできるよう準備を重ねます。私を信じてくれるチームには大変恐縮していますが、コミュニティの皆さんからも信頼を勝ち取るべく、まい進したいと思います」
リロイ・アタナソフは前任のクリエイティヴ・ディレクターだったグザビエ・マルキと、ブランド・ディレクターのアレクサンドル・レミーがともに『レインボーシックス シージ』を離れた2019年にクリエイティヴ・ディレクターに就任していた。
その他のニュースとして、FPS『シリアス・サム』シリーズの新作『シリアス・サム シベリアン・マッドネス』が日本時間の1月26日にリリースされることが明らかとなっている。同タイトルはPC向けタイトルとしてスチームでのリリースが予定されており、単独で動作するスタンドアロン型のエクスパンションとなっている。
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