ユービーアイソフトは『アサシン クリード』シリーズのリリース15周年を記念したオーケストラ・コンサート『アサシン クリード:シンフォニック・アドベンチャー』を2022年中に世界各国で開催することを公式ブログで発表している。コンサートでは、全100曲以上のサウンドトラックの中から厳選された楽曲が演奏されるという。
『アサシン クリード:シンフォニック・アドベンチャー』はイベント企画会社のオーバールック・イベンツがユービーアイソフトと共同で企画するもので、フランスのパリで開催される初演を皮切りに現地時間2022年10月29日から翌年にかけて世界各国で開催される予定となっている。なお、パリ公演の会場となるのはフランスの歴史的建造物に指定されている映画館「ル・グラン・レックス(Le Grand Rex)」で、同会場は2022年で開館90周年を迎える。
コンサートのトレイラー動画がYouTubeで公開されており、「総勢100名以上の音楽家で構成されたフル・オーケストラと合唱団」が「没入感あふれる独自のコンサート体験」を提供し、壮大なオーケストラの演奏が「古代から近代へと続く『アサシン クリード』シリーズの世界へ観客を誘う」と紹介されている。
今回の公演は『アサシン クリード』の各タイトルが紡いできた物語を中心に構成されており、観客は音楽を通じて歴代タイトルのストーリーを振り返ることができる。「没入感あふれるライヴ」の仕掛けとして、館内のスクリーンに映像が映し出されたり、照明や音響が演奏と華麗にシンクロするという。
『アサシン クリード』シリーズに数多くの楽曲を提供してきたジェスパー・キッドは「音楽は『アサシン クリード』シリーズにおいて常に重要な役割を果たしてきました。そうした楽曲と歴代タイトルで語り継がれてきた神話の数々、そして壮大なストーリーが『アサシン クリード:シンフォニック・アドベンチャー』で再現されることに、とてもわくわくしています」とコメントを寄せている。「エキサイティングで新感覚の今回のライヴ・ツアーは、2022年からその翌年にかけて開催が予定されています。ぜひ、皆さんにお越しいただければと思います」
イベント公式サイトでは全4部・2幕構成のプログラムが既に公開されており、2007年にリリースされた初代タイトル『アサシン クリード』から2020年発売の最新作『アサシン クリード ヴァルハラ』の中で使用された全100曲以上の楽曲のうち、厳選された楽曲が演奏されることが明らかとなっている。中でも「第4部:変化の時(原題:AN ERA OF CHANGE)」の最後には「サプライズ」が用意されているという。
『アサシン クリード:シンフォニック・アドベンチャー』の初演となるパリ公演は既にチケットの販売が開始されており、価格は1枚34.90ユーロ(約4,490円)からとなっている。ワールドツアーの残りの公演日程については今後発表される見通しとなっている。
その他のニュースとして、大手eスポーツ団体の「ESLゲーミング」は同社の公式ロジスティックス・パートナーであるDHLおよび半導体素子メーカーのインテルと提携して、FPSゲーム『カウンターストライク:グローバル・オフェンシヴ』で初となる女性専用リーグを創設することを発表している。
また、現地時間12月20日でリリース10周年を迎えたMMO『スターウォーズ:オールド・リパブリック』については2022年2月中旬配信の「アップデート7.0」で「キャラクター・クリエイター」などの新機能が追加されることが明らかとなっている。
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