『バイオハザード ヴィレッジ』が2021年に最もクリアした人が多いゲームタイトルだったことが明らかとなっている。同タイトルは任天堂が手がける『メトロイド・ドレッド』を僅差で制して1位の座に輝いている。
『ユーロゲーマー』によると、ファンからの投票によるデータ集積サイト『ハウ・ロング・トゥー・ビート』の投票結果から、『バイオハザード ヴィレッジ』が「クリアした人が最も多いゲーム」部門で最多得票数となる約2,500票を獲得したことが明らかとなっている。『ハウ・ロング・トゥー・ビート』ではユーザーたちがジャンルを問わず様々な部門で投票をしている。結果はユーザーの投票に基づくため、ソースが全世界ではない可能性はあるものの、実際にゲームをプレイしたユーザーたちが投票しているのであれば、今回の投票結果から『バイオハザード ヴィレッジ』は2021年に最も多くの人がクリアしたゲームだといえる。
一方、2位の『メトロイド・ドレッド』は約2,200票を獲得しており、票差は僅か300票となっている。続く3位は『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』、4位は『イット・テイクス・ツー』、そして『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』が5位となっている。
これらの5タイトルは多くのファンが最後までプレイしていることから、『NME』が発表した「2021年のベストゲーム20」だけでなく、今年12月10日に開催された「ゲーム・アウォーズ2021」でも5タイトルすべてが選出されるなど各所で高い評価を受けているのも不思議ではない。
『イット・テイクス・ツー』は『ハウ・ロング・トゥー・ビート』の「クリアした人が最も多いゲーム」部門で4位という結果に終わっているものの、「ゲーム・アウォーズ2021」では最も優れたタイトルに贈られる「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」をはじめとする計3部門で受賞している。また、『バイオハザード ヴィレッジ』はゲーム内のキャラクター「ドミトレスク夫人」を演じた女優のマギー・ロバートソンが「ベスト・パフォーマンス」部門を受賞している。
他にも『ハウ・ロング・トゥー・ビート』は2021年のゲームのトレンドを様々な切り口から示しており、今年最も人気のあったプラットフォームはPCで、全体の約48パーセントを占めている。
その他のニュースとして、『ファイナル・ファンタジーVII リメイク インターグレード』がスチームにも登場するのではないかという噂が浮上している。同タイトルは現在エピック・ゲームズ・ストアで独占販売されているが、エピック・ゲームズとの販売契約が終了したのちにスチームに登場する可能性があるという。
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