今年3月に「プレイステーション・プラス」のフリープレイ版として配信された『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』が12月22日より追加料金なしでPS5版『ファイナル・ファンタジーVII リメイク インターグレード』にアップグレードできることが発表されている。
スクウェア・エニックスは英語版『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』公式ツイッターで次のように発表している。「プレイステーション・プラス(の無料プレイ)で『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』を入手したプレイヤーはPS5版にアップグレードすることができます」
プレイステーション4版『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』は2021年3月より「プレイステーション・プラス」の「フリープレイ」で提供されてきたが、フリープレイ版はアップグレードの対象外となっていた。
今回、フリープレイ版のプレイヤーを対象にプレイステーション5版『ファイナル・ファンタジーVII リメイク インターグレード』への無償アップグレードが発表されたことになる。
また、プレイステーション5版限定の有料ダウンロード・コンテンツ「エピソード・インターミッション」ではゲーム内に登場する架空の企業「神羅カンパニー」から「究極マテリア」を盗もうとしている忍者「ユフィ・キサラギ」をメイン・キャラクターとした追加ストーリーをプレイすることができる。さらにヴィジュアル面のアップグレードとして、ゲームを4K画質と30FPSでプレイできる「グラフィックモード」や60FPSでプレイできる「パフォーマンスモード」が追加されている。他にも画面のライティングやロード時間などがPS4版と比べると改善されている。
『ファイナル・ファンタジーVII リメイク インターグレード』のPC版もエピック・ゲームズ・ストアで12月16日に発売されており、12月10日に開催された「ゲームアウォーズ2021」ではPC版の発売を予告するトレイラー動画が公開されていた。
しかし、PC版についてファンの間では販売価格が税込9,878円と割高に設定されていることに不満の声があがっていた。これを受けて、発売前には同作の値段の表示がエピック・ゲームズ・ストアのページから一時削除されていた。
PC版の動作に関してもプレイヤーたちから批判があがっており、高画質モードでは画面のちらつきや動作の遅れなどが指摘されている。
その他のニュースとして、ゲームプレイの時間に関する統計を公開しているウェブサイト『ハウロントゥビート(HowLongToBeat)』では、『バイオハザード ヴィレッジ』が任天堂の『メトロイド ドレッド』を僅差で上回って「2021年で最もクリア率の高いゲーム」に選ばれている。両タイトルとも「ゲームアウォーズ2021」で各賞を受賞しており、『NME』が選出した「The 20 best games of 2021」にも選ばれている。
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