『コール オブ デューティ ヴァンガード』と『コール オブ デューティ:ウォーゾーン パシフィック』では現地時間12月16日よりホリデーシーズン限定イベント「フェスティヴ・ファーヴァー」が開催されることが明らかとなっている。
発売元のアクティヴィジョン社は現地時間12月13日に『コール オブ デューティ』シリーズの公式サイトで、限定イベント「フェスティヴ・ファーヴァー」に関するブログ記事を公開している。このイベントの開催期間中には『コール オブ デューティ ヴァンガード』と『コール オブ デューティ:ウォーゾーン パシフィック』にクリスマスをテーマにした期間限定モード「ハルマゲドン・モード」が導入されるほか、新たなバンドルや割引セールが用意されるという。
限定イベント「フェスティヴ・ファーヴァー」の開催にともない、従来の「ドロップゾーン・モード」の代わりに「ハルマゲドン・モード」が登場する。公式サイトでは「ハルマゲドン・モード」について「(マルチプレイヤー・モードの1つである)チームデスマッチに似ている」と説明されている。「ハルマゲドン・モード」ではプレイヤーたちは2チームに分かれてマップ内の各エリアの支配権をめぐって争うことになる。各チームのプレイヤーは相手チームのプレイヤーを倒すことでポイントを集め、このポイントをもとにエリアの支配権を獲得していく。また、「キル・ストリーク(連続キル)」で敵を倒すとボーナス・ポイントが加算されるようになる。
また、『コール オブ デューティ ヴァンガード』のマルチプレイヤー・モードでは、ゲーム内に小柄なエルフの集団「エルフ・チーム・シックス」が登場する。プレイヤーが「エルフ・チーム・シックス」のメンバーを倒すと、「マッチのスコアとキル・ストリーク(のボーナス)を追加で獲得できる」ようになる。
さらに、「フェスティヴ・ファーヴァー」の開催期間中には、欧州の伝承として伝わる怪物「クランプス」がゲーム内に登場する。「クランプス」はサンタクロースとは対照的な存在とされており、クリスマスに悪い子供たちに罰を与える怪物として(ヨーロッパの一部の地域で)語り継がれている。限定イベント中に登場する「クランプス」は「(チームの)目標の達成に貢献していないプレイヤーや、『チームデスマッチ』中に相手の待ち伏せばかりしているプレイヤー」をターゲットに攻撃を仕掛けるという。
「クランプス」はマルチプレイヤー・モードのマッチの途中で出現すると、「獲得したスコアが一番少ないプレイヤーや、(マップ内に設定されている)拠点を確保した数が少ないプレイヤー」を追いかける。
公式サイトによれば、「クランプス」は「絶対的な破壊力で、ためらうことなくターゲットを排除」していくが、プレイヤーは「強力な攻撃を受ける前に」クランプスを倒すこともできると説明されている。
また、ゲーム内ストアでは現地時間12月14日より12日間の期間限定セールが開催されており、『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』や『コール オブ デューティ:ウォーゾーン パシフィック』などで使用できるアイテムを同梱したバンドルを特別価格で購入することができる。新たにバンドル「クランプス・アンリーシュド」が販売されており、このバンドルには『コール オブ デューティ ヴァンガード』に登場する「ローランド」用のスキン「ヴィンダーブラッド」、レジェンド武器「クランプスナハト」の設計図、「とどめの一撃(フィニッシュ・ムーヴ)」のモーションとして「レインドッグ」が同梱されている。
限定イベント「フェスティヴ・ファーヴァー」の開始日は作品ごとに異なっており、『コール オブ デューティ ヴァンガード』はアメリカ太平洋時間12月15日午後9時より、『コール オブ デューティ:ウォーゾーン パシフィック』ではアメリカ太平洋時間12月16日午後9時から開催が予定されている。
関連ニュースとして、アクティヴィジョン・ブリザード社の経営スタッフが現地時間12月10日、同社の従業員に対して「労働組合への参加を思い止まるように」といった趣旨のメールを送信していたことが明らかとなっている。これまでに同社では、経営者による不祥事の隠ぺい疑惑や、『コール オブ デューティ』シリーズの開発スタジオの1つであるレイヴン・ソフトウェア社でQA(品質管理)スタッフが突然解雇を通知されたことを受けて労働組合の動きが活発化していた。
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