ポケモン・カンパニーのマーケティング責任者が同社のクリエイターたちにはファンからの厳しい意見や批判であっても真摯に耳を傾け、改善に向けて努力できる打たれ強さがあると発言している。
マーケティング部門の責任者であるJ.C.スミスは『アクシオス』のインタヴューで同社のクリエイターが批判されても真摯に話を聴き、努力する耐性と精神力があると語っている。
「ここで働くクリエイターやプロフェッショナルたちは様々なことを見聞きして、経験してきた人たちです。打たれ強さは経験の賜物です」
2019年の『ポケットモンスター ソード・シールド』の発売時には一部の『ポケモン』ファンから「前作のモデルの使い回しをしている」、あるいは「ゲーム内ですべてのポケモンを見つけることができない」といった不満の声が寄せられていた。
J.C.スミスは寄せられた多くの意見はクリエイターたちに届けられたが、彼らにはゲームのあり方について独自の構想があるのだと述べている。
「クリエイターたちには自分たちが実現していきたいヴィジョンがあり、開発時にその微妙なバランスを見極めることが重要になっています」
シリーズの次回作『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド』と『ポケットモンスター シャイニングパール』は11月19日にNintendo Switchでのリリースが予定されている。同作はニンテンドーDS専用ソフト『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のリメイク版となっている。
リメイク版にはオリジナル版に「地下大洞窟」での通信機能が追加されるなど、様々な機能が追加される。
また、「ポケモン」が「モンスターボール」から飛び出すときのエフェクトを自分好みにカスタマイズできる機能「ボールデコ」や、トレーナーの衣装をカスタマイズできる機能も追加されている。さらに、仲間にしたポケモンを1匹だけ連れて歩くことができる機能も追加されており、この要素はこれまで『ポケットモンスター ピカチュウ』、『ポケットモンスター レッツゴー! ピカチュウ・レッツゴー! イーブイ』、『ポケモンGO』などのシリーズ作品にも導入されている。
シリーズのファンたちがこうした新機能をどのように評価するかは予測できないが、開発チームは多少の批判に動じることはないだろう。
その他のニュースとして、プレイステーション・ストアでは11月11日にリリース予定の『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』が当初の予定より1日早くアクセスできるようになっていたことが明らかとなっている。
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