2020年9月28日にリリースされた『原神』の初年度の売上高がゲーム史上最高になるという分析結果がレディットで報告されている。
レディット・ユーザーの「Otaku_Rune32」は様々なデータをもとに、『原神』のリリース初年度の売上高について分析している。『原神』は課金システムのある基本プレイ無料のゲームとなっており、リリース以降はコンテンツのアップデートがたびたび実施されてきた。
「Otaku_Rune32」の報告によれば、『原神』は初年度で少なくとも23億ドル(約2615億円)の売上高を記録しているという。また、初年度の売上高は最高で37億ドル(約4,206億円)になると見積もられており、この額は初年度の売上高が23億ドル(約2615億円)から28億ドル(約3184億円)に達した『フォートナイト』に匹敵する規模になっているという。なお、ゲーム開発企業の多くは各タイトルの厳密な出荷数を公表しないため、今回報告されている内容には多少の誤差があるものと考えられる。
また、「Otaku_Rune32」は2020年度の『原神』の売上高とアミューズメント・リゾート関連大手の売上高を比較して、グラフにした画像も公開している。第7位はイギリスに拠点を構えるオンライン・カジノ運営企業Bet365となっており、続く8位にミホヨの『原神』がランクインしている。
「Otaku_Rune32」は今回使用したデータについて『レディット』のコメント欄で解説している。ミホヨは『原神』の売上高についてグーグル・プレイとアップルのアップ・ストアで約21億ドル(約2387億円)を記録したと公表していたが、この数字にはPC版やプレイステーション版などは含まれていなかった。「Otaku_Rune32」はミホヨの売上高については過大に見積もっている可能性もあるが、ソースには自信があるとしている。
さらに、『原神』の初年度の売上高を他のゲームと比較したグラフも公開している。初年度の推定売上高が最も低い場合で比べてみても、『原神』は『フォートナイト』と並んでゲーム史上最高の初年度売上高を記録していることになるという。これらの2作品と僅差で3位には『グランド・セフト・オートV』、4位には『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』がランクインしている。5位は『あつまれ どうぶつの森』、6位は『レッド・デッド・リデンプションII』となっている。
その他のニュースとして、11月9日リリース予定の『フォルツァ ホライゾン 5』には『バンジョーとカズーイの大冒険』や初代『ドゥーム』のテーマ曲など、Xbox向けのゲームにちなんだサウンドを出せるホーン(クラクション)が追加されることが明らかになっている。
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