アーケード版『テトリス ザ・グランドマスター』が家庭用ゲーム機でリリースされる可能性があることが開発元のツイートで明らかとなっている。
ゲーム開発を手掛けるアリカの代表取締役副社長である三原一郎は11月1日に『テトリス・ザ・グランドマスター』シリーズの家庭用に関するアナウンスが事情により延期されることを自身のツイッター・アカウントで明かしている。同社は『テトリス99』や『テトリス ザ・グランドマスター』の開発を手掛けている。
アーケード版『テトリス ザ・グランドマスター』は日本国内のアーケード限定でリリースされ、『テトリス』の中でも最も難易度の高い上級者向けのバージョンとして知られている。「レベル」を999にまで上げるとエンディングが見られるようになっており、シリーズで初となる落下速度「20G」が導入されている。「20G」の状態ではテトロミノ(テトリスのブロック)は一瞬にして落下するため、落下してから狙った位置に移動させることになる。オリジナル版は1998年に発売されており、2000年と2005年に続編が開発されている。
三原一郎は11月1日のツイートで「本日予定していたTGMシリーズ家庭用に関するアナウンスですが、アリカさん以外の都合でまだ公開することができなくなりました」と述べている。
さらに、彼は次のように続けている。「別途検討中のTGM新作ですが、この件の『成功』を条件にして欲しいとライセンササイドのリクエストがあり、凄く真っ当なのでソレで」
また、三原一郎は『テトリス ザ・グランドマスター』が家庭用ゲーム機で成功すれば、グランドマスターシリーズのプレイヤー層をより広げられる可能性があると示唆している。「つまり、もしTGMシリーズが家庭用で出て、大ヒットすれば『テトリス』の中のひとつの『分野』として理解を示す、って話なんですけど」
その他のニュースとして、11月19日にリリース予定の『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド』と『ポケットモンスター シャイニングパール』の屋外広告が全国6都市の駅に掲出されていることが公式サイトで発表されている。広告に掲示されているQRコードを読み取るとスペシャル・コンテンツの動画を視聴できるという。実施期間は11月1日から11月14日までの予定となっている。
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