Photo: Credit: Warner Bros. Games

ワーナー・ブラザースが新たに公開した『ゴッサム・ナイツ』のトレイラー動画に悪役「ペンギン」が登場している。

10月17日に開催された「DC ファンドーム 2021」で初公開されたトレイラー動画はゲームプレイのない(シネマティックな)ストーリー・トレイラーとなっている。

本作はバットマンの死後の世界が舞台となっており、バットマン・ファミリーである「ロビン」、「バットガール」、「ナイトウィング」、「レッドフード」が活躍するゲームとなっている。今回公開されたトレイラー動画では敵側の悪の秘密結社「梟の法廷」も紹介されており、悪役キャラクター「ペンギン」の「やつらはいつも見ていて、聞いていて、陰でみんなを操っている……でも誰もやつらのことは話さない」という不可解かつ暗号のような台詞も収録されている。

また、不気味なフクロウのマスクを被っている暗殺者グループの「タロンズ」を裏から操る富豪たちの様子も描かれている。

トレイラー動画と共にゲームの開発秘話を語る動画も同時に公開されている。その動画の中では『ゴッサム・ナイツ』の開発チームが原作をどのようにゲーム化していったかを語っている。ナラティブ・ディレクターはファンが知っている今までの「梟の法廷」を「拡大」して様々な要素を「追加」したと述べている。

クリエイティブ・ディレクターのパトリック・レディングはプレイヤーが様々な種類の「タロンズ」と戦うことにも言及している。トレイラー動画では盾を持った大型なタイプと、より野性的で機敏な動きをするタイプの「タロンズ」が紹介されており、プレイヤーはそれぞれの「タロンズ」の能力と弱点に応じた装備と戦闘スタイルを選択することになる、と語っている。

パトリック・レディングは次のように続けている。「他の優れたRPGと同様に問題を提示し、その問題を解決する方法を複数用意しているので、プレイヤーは自分たちのスタイルに合わせて問題解決を最大限楽しむことができます」

『ゴッサム・ナイツ』はオープンワールド型のゲームとなっており、オンラインでの2人プレイまたはAIコンパニオンとの協力プレイが可能となっている。対応機種はPC、プレイステーション5、プレイステーション4、XboxシリーズX/S、Xbox Oneであるが、発売は当初の2021年から2022年に延期されている。

「DC ファンドーム 2021」では他にも『スーサイド・スクワッド:キル・ザ・ジャスティス・リーグ』のゲームエンジンを使用して再生されているトレイラー動画も公開されており、悪役と化した「スーパーマン」、「グリーン・ランタン」、「フラッシュ」に挑むことになったアンチヒーローたちの姿が紹介されている。

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