11月23日にリリースされる『ファイナル・ファンタジーXIV』の拡張パッケージ『暁月のフィナーレ』ではゲーム内の土地の購入が抽選になる新システムが導入されると報じられている。
『ファイナル・ファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターを務める吉田直樹は『PCゲーマー』の取材に応じており、ゲーム内コンテンツのハウジングで土地を購入する際の変更点について明らかにしている。現行のシステムでは土地の購入は先着順となっているため、土地に空きが出るとすぐに大勢のプレイヤーがその土地の周りに殺到することになっている。一方、導入予定の新システムでは土地の購入希望を申請すると購入者が抽選で選ばれるようになるという。
なお、ゲーム内には従来のシステムと新システムが共存することになるという。空いた土地の購入を先着順にするか、抽選にするかは開発チームが土地ごとに決めることになり、ゲーム内のすべての地域で適用される。システムは地域単位での設定も可能となっており、さらに土地によってはプレイヤー個人ではなく、「ギルド(同業組合)」単位で購入する場合もあるとしている。
新たな抽選システムが導入されると、プレイヤーは空いた土地の前にプラカードが立てられているのを確認できるようになる。抽選に応募する時には購入を希望する土地に手付金を支払い、抽選後には当選者に通知される。その後一定期間内に購入の確定手続きを済ませると、その土地を購入して家を建てることができるようになる。抽選に選ばれなかったプレイヤーには手付金が返金されるという。
なお、吉田直樹は新システムを不正に利用したり、土地を購入する意志がないのにもかかわらず申請した場合には「ペナルティー(罰金)」が発生すると警告している。
その他のニュースとしてプレイステーション・プラスでは11月からPS VR用のゲーム3タイトルが追加されると発表されており、同サービスの加入者は無料でプレイできるようになる。
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