アクションRPG『サイバーパンク2077』の最新アップデート「パッチ1.31」が昨日9月14日から配信されており、ゲームプレイやグラフィックス面をはじめとした様々な修正が施されて問題が解消されている。
最新の「パッチ1.31」はPC、Xbox One、プレイステーション4、グーグル・ステイディアの全プラットフォームに対応しており、プレイステーション4版については今回のアップデートでGPUメモリが最適化されている。また、本作のダウンロード時に「GOG:グッド・オールド・ゲームズ」アカウントで事前登録すると獲得できるゲーム内報酬については「ネットワークエラーが発生しました」というメッセージが表示されて正常に受け取れない状態が続いていたが、現在は解消されている。
ユーザー・インターフェースについては、衣類の改造パーツや戦闘時に利用する「クイックハック」と呼ばれるハッキング機能の「オーバーヒート」と「回路ショート」について説明文が正しく表示されるように修正されている。また、ゲームプレイ面では「チャージ・ジャンプ」の高さと武器のリロード速度の強化エフェクト(パーク)が調整されており、ゲームプレイの向上に繋がっているという。
クエストについては「喧嘩」、「ノーマッド」、「悪夢の作品」、「にくい貴方」、「友の力を借りて」の各クエストで修正が施されている。ヴィジュアル面ではシステム調整に伴って発生していた「雨の後の道路が濡れて見えなかった問題」が今回のアップデートで濡れて見えるようになっているのに加えて、以前よりも濡れた路面のディテールが向上しているという。
今回のアップデートについて『サイバーパンク2077』を手がけるCDプロジェクト・レッドの公式フォーラムでは一部のファンから「アップデートに51GBも要した」という声が上がっている一方で、小さな容量でアップデートが完了したと反論しているファンもいる。また、本作のゲームプレイがなかなか向上しないことについては「PC版の(攻撃の)照準切り替えのような基本的な変更に5年も費やす気なのでしょうか。アップデートすべきなのはバグの修正だけではないのでは?」というコメントも寄せられている。
その他のニュースとして、『サイバーパンク2077』の新たなMODである『デス・オルタネイティヴ』が話題となっている。このMODではプレイヤーがプレイ不能の状態から復活する時に『グランド・セフト・オート』を彷彿とさせる「生命保険」の要素が取り入れられている。
このMODは「3nvy」という個人のユーザーによって制作されており、MODの共有サイト「ネクサス・モッズ」で公開されている。MODの「生命保険」の要素はプレイヤーの死亡時に単にセーブされた場面に戻るのではなく、死亡後のシナリオとして複数の選択肢を提供するために追加されたという。『デス・オルタネイティヴ』ではプレイヤーが力尽きた場合、ゲームに登場する医療機関「トラウマ・チーム」がすぐに治療を行い、事前に有効化された生命保険「シルバー」、「ゴールド」、「プラチナ」の等級に応じて異なるシナリオで復活できるという。
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