Photo: Square Enix

スクウェア・エニックスはアドベンチャー・ゲーム『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』の発売に先立ち、本作のサウンドトラックの完全版をスポティファイで公式配信しているほか、追加ダウンロード・コンテンツとなる「ウェーヴレングス(Wavelengths)」を海外市場で9月30日にリリース予定であることが明らかとなっている。

2つのパートに分かれた最初のサウンドトラックには、アメリカのシンガーソング・ライターであるエム・エックス・エム・トゥーンやフィービー・ブリジャーズ、ロックバンドのキングス・オブ・レオンの楽曲のほか、イギリスのポップ・ユニットのノーヴォ・アモール、ミュージシャンのムラ・マサ、ロックバンドのメトロノミー、さらにはオーストラリアのポップス・デュオであるアンガス・アンド・ジュリア・ストーンのオリジナル曲が収録されている。

また、『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』の前日譚を描いたダウンロード・コンテンツとなる「ウェーヴレングス」は、海外市場で9月30日にリリース予定となっている。『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』のゲーム内の楽曲にはノルウェー出身のシンガーソング・ライターであるガール・イン・レッド、イギリスのロックバンドのフォールズ、アメリカ出身のシンガーソングライターのヘイリー・キヨコやサッカー・マミーのほか、イギリスのエレクトロ・ポップバンドのホット・チップなどの楽曲が追加されている。

ゲームの開発元のデック・ナイン・ゲームスでナラティブ・ディレクターを務めるジョナサン・ジマーマンは「音楽は常に『ライフ・イズ・ストレンジ』の中核をなしています。音楽が引き出す感情や感覚はプレイヤーの共感を追求するゲームにおいてとても素晴らしいツールになっています」と説明している。

さらに、彼は「『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』ではプレイヤーの皆さんに主人公である『アレックス』の波乱万丈なストーリーを視覚的、感情的、聴覚的に体験していただきたいと思いました。私たちは素晴らしい音楽の才能を持つ多様なアーティストのみなさんを迎えられることを嬉しく思っています」と述べている。

また、音楽スーパーバイザーのベン・サムナーは「『ライフ・イズ・ストレンジ』にとって音楽は非常に重要であるため、本シリーズの音楽スーパーバイザーとして常にレベルアップを図ってきました」と語っている。

さらに、「『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』は、これまで以上に多くのライセンス楽曲に加えて3人のメジャー・アーティストによるオリジナル楽曲が収録されており、過去最高の壮大なプロジェクトとなっています。この数年間、多くの情熱が注がれてきたこのプロジェクトを、ようやく皆さんと共有できることを嬉しく思います」と続けている。

サウンドトラックでは、エム・エックス・エム・トューンがレディオヘッドの名曲“Creep”をカヴァーしており、主人公の「アレックス・チェン」の歌声も担当している。オーストラリアのポップス・デュオであるアンガス・アンド・ジュリア・ストーンは本作のためにアルバムを1枚制作しており、以下で試聴できるようになっている。

『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』はプレイステーション 4、プレイステーション 5、Xbox One、XboxシリーズX/S、PC、グーグル・ステイディア向けに海外市場で9月10日に発売予定となっているが、日本での発売日は明らかになっていない。また、デック・ナイン・ゲームスは先日、本作のNintendo Switch版の発売が遅れ、今年中となる見込みであることを発表している。

その他のニュースとして任天堂のメカ・アクション・ゲーム『デモンエクスマキナ』の公式サイトでは9月13日の正午から19日の18時まで「いっせいトライアル」が実施され、「Nintendo Switch オンライン」の加入者であれば無料でプレイできることが明らかになっている。

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