『ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD』がアメリカ市場で2021年7月のゲームソフトの売上高第1位となったことが明らかとなっている。
アメリカの調査会社であるNPDグループの最新の報道によると、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』はアメリカ市場の小売店を対象にした売上高で1位となっており、任天堂は2021年2月に発売された『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』に続き月間売上高で首位を獲得したことになる。
別の新作タイトルでは、Nintendo SwitchとPC向けソフト『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』が月間売上高で3位を獲得している。その他の任天堂のタイトルも売上が急増しており、『マリオカート8 デラックス』は前月6月の7位から4位に上昇している。
7月はハードウェアやソフトウェア、アクセサリの個人消費も伸びており、昨年に比べて10%増加となる約46億ドル(約5,033億円)に達しているという。
2021年7月には米国市場でプレイステーション5がハードウェアの売上高で首位となったように、高価格帯の次世代家庭用ゲーム機の需要が、個人消費を牽引しているものとみられている。ただし、Nintendo Switchは、過去1年間で最高の販売台数と売上高を記録している。
任天堂は8月2日から8日の週にNintendo Switch向けソフトが日本市場でゲームソフト販売本数ランキングのトップ30を独占しており、さらに大きな成功を収めている。この偉業は、ファミコン用ゲームソフトによってランキングが独占された1988年以来初めてとなっている。
Nintendo SwitchはWii Uと3DSの合計販売台数を上回る約9,000万台を販売して記録を更新し続けており、Wiiの累計販売台数を超える勢いとなっている。
またNintendo Switchは、10月8日にNintendo Switch(有機ELモデル)の発売により、ハードウェアが一新される予定となっている。新モデルでは新たに7インチ有機ELディスプレイ、角度の調整が可能な背面スタンド、改良されたスピーカー、イーサネット・ポートを備えたドックが特徴となっている。
その他のニュースとして、Xboxの事業責任者であるフィル・スペンサーは、ヴァルヴ社が新たに開発した「Steam Deck」について「素晴らしいデバイス」だと賞賛し、「Steam Deck」にXboxのクラウドゲームサービス「Project xCloud」を導入したいと述べている。「Steam Deck」はPCの性能を備えたポータブルゲーム機となっている。
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