英国の小売店アルゴスはPS5をオンライン・サイトで正式に発売する前に、転売業者による被害にあったことを明らかにしている。
アルゴスの店舗は追加でPS5を入荷したものの、自社サイトで販売しようとしていたところを転売業者に狙われたと『IGN』が報じている。
転売業者はアルゴスのウェブサイトの未公開URLに不正にアクセスし、商品が正式に発売開始となる前に決済を完了していたと報じられている。
転売業者の代金を支払ったメンバーはソーシャル・メディアに購入が完了したレシートの画像を投稿しており、ある転売業者の一人はオンライン・ショッピング・サイトのハッキングを通じ、4つの小売業者から7つのPS5を購入したことを明らかにしている。スミス・トイズ、ジョン・ルイス、アルゴス、スタジオがその被害に遭っている。
いくつかの報道機関は、転売業者がメディアでの報道を通じて知名度を上げることを目論んでいるため転売業社の名前をあえて公表しないようにしていると、『ユーロゲーマー』は報じている。先日、英国の小売店チェーン「ゲーム」は転売ネットワークが2,000台分のPS5を予約したと述べており、後日発表した声明文で「予約注文」の確認作業を行っていくと発表している。
アルゴスの広報担当者は声明文の中でこう述べている「お客様が最新モデルのプレイステーションを楽しみになさっているのは明白です。当社がPS5の在庫を少しですが、補填して販売したところ、非常に多くのお客様にご注文をいただき、現在は完売となっております」
先日、スコットランドの下院議員6名はチケットの転売に関する法律と似た商品の転売防止に関する法案を提出している。この法案はゲーム機やPCの機体を「メーカー希望小売価格を大幅に上回る価格」で販売することが対象のものとなっている。
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