マイクロソフト社のCEOサティア・ナデラは四半期決算で「Xboxゲーム・パス」の登録会員者数が1,800万人を突破したことを明らかにしている。
『VGC』は、Xbox Series X|Sの販売が同社のゲーム機販売において、発売月の販売台数が過去最高を記録したことなど、四半期決算の詳細について報じている。
「Xboxゲーム・パス」の会員者数は2020年4月の時点から9月にかけて500万人増加し、9月の時点では1,500万人以上とされていた。
「Xboxゲーム・パス」はネットフリックスと似たタイプのゲームの定額制サービスで、有料会員として登録すると幅広いゲームがプレイできるようになっている。1月21日にはプレイ可能なゲームとして『コントロール』が追加されている。
マイクロソフトはこの1年間で「Xboxゲーム・パス」のコンテンツの拡充に注力している。同社がゲームの開発会社エレクトロニック・アーツと提携したことにより、Xboxゲーム・パス・アルティメットの会員は「EA Play」のサービスをXboxのゲーム機で利用できるようになったが、年内には「EA Play」をWindows 10でも利用できるようになると発表されている。
また、マイクロソフトはゼニマックス・メディアを買収し、子会社であるベセスダ・ソフトワークスとイド・ソフトウェアの作品をXboxのラインナップに加えている。その後、ベセスダ・ソフトワークスのすべての主要ゲーム・シリーズを今後Xboxゲーム・パスに加えていくと発表している。
さらに同社は将来的により多くの『ファイナル・ファンタジー』シリーズの作品をゲーム・パスに追加していく予定であるとしている。
先週マイクロソフトは「Xboxライヴ」のサブスクリプション料金の値上げを撤回している。
声明文では「毎日Xboxを利用しているプレイヤーのご期待に応えられなかった」と述べ、現時点では料金設定を変更することはないとしており、また現在『フォートナイト』のような無料ゲームをXboxライヴでプレイするにはXboxライヴ・ゴールドのサブスクリプションが必要となっているが、今後このサブスクリプションが不要になると伝えている。
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