『コール オブ デューティ ウォーゾーン』で新たなパッチが配信され、高解像度テクスチャパックが追加されている。ただしこのアップデートは要求スペックを満たしているゲーム機などでのみ利用することができる。
ゲーム・ニュースサイト『VCG』によると、今回のアップデートは容量が7GB以下に抑えられていながらも『ウォーゾーン』と『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』の両方を解像度1440pで動作させることができる。大半の古い機種の家庭用ゲーム機では映像出力が1080pを上限としているため、このアップデートはPC、プレイステーション4 Pro、プレイステーション5、Xbox One X、XboxシリーズX/Sのプラットフォーム限定で配信されている。
今回のアップデートは2020年3月にリリースされた『コール オブ デューティ ウォーゾーン』向けの5つ目のテクスチャパックとなる。
『コール オブ デューティ ウォーゾーン』では現在も多くの新コンテンツが配信されており、今後もペースダウンはしないと見られている。これにはアクティヴィジョン社とレイヴン・ソフトウェア社が本作を可能な限り現代的な作品に保っておきたいとする意図がうかがえる。
6月17日に開幕した「シーズン4」では「ダートバイク」や「レッド・ドアーズ」など、プレイヤーが楽しめる多数の新要素が追加されている。
新要素が追加された一方で、『ウォーゾーン』では様々なバグやゲーム内のバランスが問題になっている。「シーズン4」では「ローズ」の真っ黒な「ルークスキン」が修正されるなど、バランス調整に関する改善も見られるが、最近のパッチではこうした問題の修正が焦点となっている。
バランスに関する問題としては、開発元が「ヴェルダンスクに配備される前にパック・ア・パンチマシン(ゲーム内で武器を強化するシステム)で過度に強化されていた」と述べているライトマシンガン「MG-82」や、シーズン4で追加された「ネイルガン」が強すぎる点などが挙げられている。
最近のバグとしては、マップ内のあるドアに触れるとプレイヤーが即死する問題のほか、「装甲カーゴトラック」の中に入ったプレイヤーが見えなくなる問題が報告されていた。この問題は既に改善されている。
関連ニュースとして、『コール オブ デューティ:モバイル』の新シーズンは『イン・ディープウォーター』というタイトルで、海軍をテーマにしたものになることが明らかになっている。本日午前9時(6月29日)からスタートした「シーズン5」では、新たなオペレーター、武器、マップ、モードが追加されるほか、バトルパスの新コンテンツも用意されている。
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