プレイステーション4版『サイバーパンク2077』が本日よりプレイステーション・ストアで再び販売されている。同タイトルは2020年12月に発売されたがバグや問題が多く、多くのユーザーが返金を要求したためプレイステーションストアから削除されていた。
再販にあたって開発元のCDプロジェクト・レッドはプレイステーション4 Proとプレイステーション5でのプレイを推奨している。
『サイバーパンク2077』 は現在、プレイステーション・ストアで7,370円で販売されているが、そのページには「重要なお知らせ」としてパフォーマンス上の問題についての注意書きが記されている。
本日より #サイバーパンク2077 がPlayStation Storeにて配信再開いたしました。
PlayStation 4版を購入済みの方は、2021年後半に予定されているPlayStation 5版へのアップグレードを追加購入無しで利用することも可能です。 pic.twitter.com/qhpxiOYE8C— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) June 21, 2021
当初、パフォーマンス上の問題やバグが多数報告されていたため、ソニー・インタラクティブ・エンターテインメントは「お客様にご満足いただける体験をお届けすべく」「プレイステーション・ストア」から『サイバーパンク2077』を削除していた。
また、同社は購入したすべてのプレイヤーに返金を行っていた。この決定は同社の公式サイトで確認されており、内容は以下の通りとなっている。
「ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントは全てのお客様にご満足いただける体験をお届けするべく努めております。この度、プレイステーション・ストアから『サイバーパンク2077』(ダウンロード版)をご購入いただいたユーザーで希望される方には購入代金の全額返金を実施いたします。また、今後新たな発表ががあるまで、プレイステーション・ストアから『サイバーパンク2077』を削除します」
先日、ハッカーによるランサムウェア攻撃を受け、様々な不具合やバグのモンタージュ動画が流出していた。この動画の存在はCDプロジェクト・レッドが2020年9月の発売前に、本作の様々な問題を認識していたことを示唆している。
先日、多くのバグやパフォーマンス上の問題を解決するための大型アップデート・パッチが全プラットフォームで追加されている。
これにより「強奪(The Heist)」、「依頼:家族の事情(Family Matters)」、「内なる野獣(The Beast in Me)」などを含む多くのクエストで、ゲームが進まなくなるバグの修正が行われている。
「強奪」の場合、「アラサカの部隊長からアクセスカードを入手できなくなり、進行不能になることがある問題」があり、ゲームのかなり早い段階でメインクエストの進行を妨げていた。
その他にも「抱えたNPCを降ろす際に発生する破壊効果を軽減」するなど、一般的なゲームプレイの修正が実施されている。
その他のニュースでは、『デスティニー2』のデータ・マイナーがゲーム内のエンブレムの早期入手をプレイヤーに呼びかけていたが、開発元のバンジーはプレイヤーに購入しないよう注意を促している。
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