『エーペックス レジェンズ』の開発元であるリスポーン・エンターテインメントはレディットでプレイヤーから寄せられた価格に関する質問に回答している。
プレイヤーやファンからゲームに関する質問を募るレディットの「AMA(Ask me anything)」の中で、リスポーン・エンターテインメントのスタッフ数名が質問に答えている。回答者としては『エーペックス レジェンズ』のリード・ゲーム・デザイナーやゲーム・ライター、ゲーム・ディレクターなどが参加していた。
多くの議論はゲーム内の課金に関する話題に集中しており、プレイヤーからは『エーペックス レジェンズ』の装飾アイテムの価格がなぜこのように設定されているのかという質問が寄せられた。
あるプレイヤーは、1つのアイテムが18ドル(約1960円)にもなると指摘しており、値段を下げる予定はないかと尋ねている。「プレイヤーはこれらのアイテムを購入したいと思っています」とコメントには書かれている。「でも、妥当性があるとも思えないし、納得もしていません」
これに対してコミュニケーション・ディレクターを務めるライアン・リグニーは、「価格の設定は悩ましい問題であり、私たちも常に考えています」と説明している。彼は次のように続けている。「競合他社がどんどんコンテンツを配信しているので、我々も簡単に装飾アイテムを提供しているように思われがちですが、我々のチームははるかに小さく、開発にかける時間も長いのです」
彼は次のように続けている。「価格の妥当性を考えるとき、開発に関わる人員の数や経費の観点、そして週7日24時間働き続けることなど出来ないことを忘れがちになります。コンセプトやテーマの設計、品質の保証と維持、アイディエーション、製作などのプロセスには膨大なやりとりがあるため、人員の数や時間の面では想像以上にコストがかかるのです」
ライアン・リグニーは、開発チームは「できるだけ多くのプレイヤーにサービスを提供しよう」と努力しており、最善な方法を見極めるために様々なことを試している、と締めくくっている。また、価値の高い報酬を無料で手に入れる方法として『エーペックスレジェンズ』の「プライズ・トラック」システムを提案している。
「プレイヤーは『エーペックスレジェンズ』で獲得したいものがたくさんあり、私たちにも提供したいものがたくさんあります。いずれにしても、健全なビジネスでなければそれを実現できません」と彼は続けている。「新しいゲームモード、マップ、機能には、すべて維持するために必要なコストが発生するのです」
『エーペックスレジェンズ』では最近シーズン9『英雄の軌跡』がリリースされ、新レジェンドの「ヴァルキリー」や最新モードである3対3の「アリーナ」モードが導入されている。
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