アメリカのゲーム開発会社のバンジーは5月12日に『デスティニー2』の最新シーズン「永夜のシーズン」を公開しているが、その際に誤って「クロスプレイ」機能を有効にしてしまったという。
クロスプレイは異なるゲーム機でプレイしている者同士がオンラインでチームを組んでプレイすることができる機能となっている。オンラインでマルチプレイを楽しむ場合、ほとんどのゲームは同機種のゲーム機のプレイヤーに限られてしまうが、クロスプレイはゲーム機の種類を超えて一緒に楽しむことができる。
バンジーは今年2月に『ディスティニー2』でクロスプレイ機能を導入することと、その公開時期が今年の後半になる見通しであることを発表している。次の新シーズンの公開が予定されている今年の8月にこの機能を公開すると見られていた。
アメリカのニュースサイト『ザ・ヴァージ』のシニア・エディターであるトム・ワーレンはクロスプレイ機能が有効になっている様子を動画で撮影し、ツイッターに投稿している。彼はPCとグーグル・ステイディアで『デスティニー2』のゲーム・プレイに成功している動画を公開している。
I can confirm Destiny 2 crossplay has been enabled. This is a crucible game between Google Stadia and PC players 👍 pic.twitter.com/muspTba7Aw
— Tom Warren (@tomwarren) May 12, 2021
バンジーのリード・コミュニティ・マネージャーを務めるCozmoはクロスプレイが有効になっている現状を把握していると伝えている。また、今週末に修正を加えてクロスプレイを無効にする予定となっているものの、それまでは自由にこの機能を試すようプレイヤーに勧めている。
『デスティニー2』の新シーズン「永夜のシーズン」は本作の14番目のシーズンとなり、新たに6対6のマッチメイキング・モード、新アクティビティと武器、そしてアーマー合成の要素が追加されている。
5月12日午前1時から新シーズンが公開されているが、アクセスが集中したためサーバーがダウンしてしまい、ファンの間で落胆の声があがっていた。そのため同社は一時的にサーバーをオフラインにし、緊急メンテナンスを行っている。
今週初め、ユービーアイソフトは海賊アドベンチャー・ゲーム『スカル アンド ボーンズ』の発売を再び延期することを発表している。
現地時間5月11日に同社が発表した2020年度決算報告では2021年発売予定のタイトルについて述べていたものの、本作に関しては「2022年から2023年間に発売されることになっています」と報告している。
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