Photo: Sledgehammer Games

アクティヴィジョン・ブリザード社は『コール オブ デューティ』シリーズの最新作をスレッジハンマー・ゲームズが開発中であることを正式に発表している。

アクティヴィジョン・ブリザードの取締役兼COOであるダニエル・アレグレは5月4日に同社の2021年第1四半期の決算説明会でこのことを明らかにしており、次のように発表している。「今年の『コール オブ デューティ』の最新作をリリースするのをとても楽しみにしています。開発はスレッジハンマー・ゲームズが主導しており、今秋のリリースに向けて順調に進んでいます」

さらに、ダニエル・アレグレは最新作について「次世代機向けのゲーム体験となり、キャンペーン、マルチプレイヤー、協力プレイなどの各モードで圧巻のヴィジュアルを実現します」と述べている。また、最新作は「既存のシリーズの一部になるのと同時に、シリーズ全体を強化するように設計されている」という。

その後の質疑応答で、アクティヴィジョンの取締役を務めるロブ・コスティチは『コール オブ デューティ』シリーズの作品間の「クロスオーバー」についても触れており、次のように述べている。「『ウォーゾーン』の今年後半の予定についてですが、スレッジハンマー・ゲームズが主導している最新作のリリースに伴い、作品間の心躍る『クロスオーバー』が実現するでしょう」

「ファンの皆さんがスタジオが開発中の作品を本当に楽しみ、気に入ってくれると信じています」と彼は続けている。

今回の公式発表に先立ち、『コール オブ デューティ』シリーズの情報提供メディアとして知られる『モダン・ウォーゾーン』は、今年初めに「『コール オブ デューティ』の新作は100%スレッジハンマー・ゲームズが開発している」と報じていた。また、新作は第二次世界大戦を舞台にしており、開発中の仮タイトルは『WWII:ヴァンガード』だという。

スレッジハンマー・ゲームズは『コール オブ デューティ』シリーズの作品を手掛けたことで知られており、これまで『WWII』(2017年)、『アドバンスド・ウォーフェア』(2014年)、『モダン・ウォーフェア3』(2011年)といったタイトルの開発を担当している。同スタジオは2019年に『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』のリブート版でインフィニティ・ウォード社の開発のアシスタントを行っており、2020年の『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』でも開発に参加していた。

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