Photo: Konami

コナミ・デジタル・エンタテインメントは『月風魔伝:アンダイング・ムーン』をリリースすると発表している。この発表は日本時間4月15日に配信された任天堂のインディ・ゲームの紹介番組「インディ・ワールド 4.15」のなかで明らかとなっている。

同タイトルは2Dアクション・ゲームとなり、Nintendo Switch向けには2022年にリリースされる。また、今回の「インディー・ワールド」の配信直後にスチーム経由でPC向け早期アクセス版が2021年5月13日に配信されることが発表されている。

前作の『月風魔伝』は1987年にコナミからファミリー・コンピュータ用ソフトとして日本でのみ発売されており、同社が発売した『悪魔城ドラキュラ』のような2Dアクション・アドベンチャーとなっていた。その後、同作品は任天堂のバーチャル・コンソール対応ソフトとして移植版がリリースされたが、今まで海外向けにリリースされてこなかった。

コナミは新作のPC向け早期アクセスに参加すると、前作『月風魔伝』のPC移植版が特典としてついてくると発表している。

『月風魔伝:アンダイング・ムーン』は前作とは異なり、プレイするたびにステージが変化する。

ヴィジュアルとしては日本画のような世界観を特徴としており、主人公である「月風魔」が地獄を舞台に魑魅魍魎と戦う作品となる。同タイトルの開発はゲーム開発会社ぐるぐるとコナミが共同で手掛ける。

今年の1月にはプレスリリースでの発表を発端に、コナミが社内のゲーム開発部門を閉鎖するのではという憶測が生まれていたが、コナミはこれを受けて自社のゲーム開発部門を閉鎖しないと改めて説明し、ファンを安心させている。

コナミは毎年新作が発売される『ウイニングイレブン』シリーズのほか、最近では名作の「アニバーサリー・コレクション」や過去の作品のPC移植版などのリリースが注目されている。

また、グーグル・ステイディアで独占配信されている『スーパーボンバーマンRオンライン』について同社はPCと家庭用ゲーム機向けに近日中にリリースすると発表している。

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