『ディアブロII』のリマスター版となるPC向け『ディアブロ II:リザレクテッド』の体験版をプレイしたプレイヤーが、オリジナル版とリマスター版を比較する動画を作成している。
ゲーム開発会社のブリザード・エンターテイメントは4月9日23時から4月13日午前2時までの間、PC向けリマスター版が体験できる「テクニカル・アルファ」を開催していた。
「テクニカル・アルファ」は『ディアブロ II:リザレクテッド』の動作確認などを目的としており、体験版のプレイヤーはシングル・プレイ・モードで「バーバリアン」、「アマゾネス」、「ソーサレス」のクラスのキャラクターなどをプレイすることができた。PC向けリマスター版はウルトラ・ハイビジョン4K(2160p)に対応するなど、グラフィックスが改善されており、原作に収録されていた合計27分間におよぶイベント・シーンや映像も新たに作り直されている。今回、公開された比較動画ではその詳細を確認することができる。
原作に登場したキャラクターは随所にアップグレードが施されているが、中でもゲーム全体の映像描写が最も注目を集めている。なお、リマスター版には「レガシー・モード」も導入されており、原作のグラフィックに切り替えてプレイすることもできるようになっている。
体験版のセーブ・データは今後のテスト版や製品版に引き継ぐことはできないが、ブリザード・エンターテイメントは参加者に対して「ゲーム内のどの場面でも好きなだけ録画や撮影をして、ゲーム・プレイ映像のストリーミング配信やスクリーンショットを公開してください」と勧めていた。
『ディアブロII:リザレクテッド』は原作のゲーム・スタイルを継承しながらも、PC上ではウルトラ・ハイビジョン4Kに対応するなど、グラフィックスが改善されている。同タイトルは原作である『ディアブロII』本編と、その拡張エピソード『ディアブロII:ロード オブ デストラクション』のセットとなっている。
リマスター版は原作と同様にPC版のほか、プレイステーション4、プレイステーション5、Xbox One、XboxシリーズX、XboxシリーズS、Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム機向けにもリリースが予定されている。プラットフォーム間でゲームの進行状況が共有されるクロス・プログレッション機能にも対応している。
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