フィンランドのゲーム開発企業レメディー・エンターテインメントは、2010年に発売されたアクション・アドベンチャー・ゲーム『アラン・ウェイク』の続編の開発を計画中と報じられている。
このニュースはゲームのライターとして知られるジェフ・グラブが自身のツイッチ・チャンネルで語ったことで明らかとなっている。彼は「レメディー・エンターテインメントが『アラン・ウェイク 2』を制作すると聞いた」としており、作品はエピック・ゲームズから発売予定だと述べている。
ジェフ・グラブによると発売元の決定を巡っては「入札合戦」が展開されていたが、最終的にエピック・ゲームズが「最高の契約条件で入札した」という。また、彼は「シリーズのファンが望んでいるような続編になるはずだ」とも語っている。
シリーズのオリジナル版を開発したレメディー・エンターテインメントは2019年にマイクロソフトから同シリーズの販売権を取り戻しており、昨年には2つの新プロジェクトに取り組んでいることを明らかにしていた。
昨年、レメディー・エンターテインメントは、2019年発売のタイトル『コントロール』で『アラン・ウェイク』とコラボレーションした拡張パック「AWE(変貌世界)」を発売している。この拡張パックは『コントロール』の主人公ジェシー・フェイデンが本編の終了後に、かつて「AWE」を調査していた「操作セクター」を探索するストーリーとなっている。『アラン・ウェイク』とのコラボレーションにより、2つの世界が融合したまったく新しいストーリーになっていた。
昨年には『コントロール』本編と拡張パックの「The Foundation(基盤)」と「AWE」が収録された『コントロール:アルティメット・エディション』が、PlayStation 5、Xbox Series X、Xbox Series S向けに発売されている。
先日、レメディー・エンターテインメントは新作ゲームは発売しなかったが、2020年が記録的な会計年度になったことを報告している。
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