ヘイロー、開発元の343インダストリーズがヘイロー・スタジオに名称を変更

Photo: 343 Industries

マイクロソフトは『ヘイロー』シリーズを開発する343インダストリーズをヘイロー・スタジオに改名したことを発表しており、スタジオでは「複数の」ゲームが開発されていると述べている。

これは現地時間10月6日に開催された「ヘイロー・ワールド・チャンピオンシップ」で発表されており、改名されたヘイロー・スタジオは開発している複数のゲームを紹介する動画を公開している。

「新しい夜明け」と題された6分間の動画は先進的なゲームエンジン「アンリアル5」を使用して作成された『ヘイロー』シリーズにインスパイアされたロケーションの数々や、シニア開発者のインタヴューが盛り込まれたものとなっている。「『ヘイロー』の未来に興奮してもらえることになると思っています。それは『アンリアル5』を使用することでできることになった可能性のおかげです」とリード・アニメーターのマルセリス・ウェンツは語っている。

2021年発売の『ヘイロー・インフィニット』は343インダストリーズ自身のスリップスペース・エンジンで開発されたが、そのために多くの遅れが生じたと報じられている。「フランチャイズの次の章に突入して、『ヘイロー』シリーズを作るレシピを変えました。複数の『アンリアル』エンジンのプロジェクトが進行しています」とヘイロー・スタジオは声明で述べている。

しかし、これらのプロジェクトについて知ることができるのは、もう少し先のことになるかもしれない。「可能性や『マストアイテム』であることを予告し続けるようなやり方から脱却したかったのです。手は多く動かし、口は少なくです」とヘイロー・スタジオのトップであるピエール・ヒンツェは語っている。「私としてはフランチャイズにとって重要だと思うのは、今の姿勢を続けていくことです。『ヘイロー』シリーズのファンに対する謙虚さや奉仕の思いを続けていきます」

「私たちは伝えるべきことがある時に規模に応じて伝えるべきです。今日はまずファースト・ステップです。『ヘイロー』に関する計画を説明して、情熱的な新たな開発者には私たちのチームに関心を持ってもらいたかったのです。次のステップではゲーム自体にお話することになります」

今年、『ヘイロー』シリーズについてはドラマが2シーズンを経て、パラマウント＋では中止になったことが明らかになっている。2013年に発表された『ヘイロー』シリーズのドラマは2022年から2シーズンが配信されたが、Xboxと343インダストリーズは別のプラットフォームでドラマを展開させたいと考えていると報じられている。

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