マイクロソフトは『フォールアウト』がアマゾン・プライム・ビデオで実写映像化されたことでゲームをプレイする人が増えたことを明かしている。
今年配信されたドラマ『フォールアウト』は最初の16日間で6500万人が視聴して、アマゾン・プライム・ビデオで2番目に観られたドラマとなっている。ドラマ『フォールアウト』はエミー賞にも多数ノミネートされている。
配信開始後の数週間でゲーム版の『フォールアウト』をプレイする人も急増しており、ドラマ『フォールアウト』で使われた楽曲も人気が急上昇している。『フォールアウト4』はスチームで7年ぶりとなる同時接続者数を記録し、『フォールアウト76』は過去最高の週末を迎え、『フォールアウト:ニュー・ヴェガス』は9年ぶりのプレイヤー数を記録している。
今回、ベセスダ・ソフトワークスの親会社であるマイクロソフトのCEOはドラマ版の影響がどれだけのものだったかについて言及している。
サティア・ナデラは決算説明会で「『フォールアウト』シリーズのゲーム・パスでのプレイ時間は前四半期に較べて5倍近くになりました」と語り、シリーズの全タイトルがサブスクリプション・ベースのプラットフォームでプレイできるようになったと述べている。ネクサス・モッズもドラマの配信後、MODの需要が非常に高く、追いつくのに苦労していると報告している。
このようなプレイヤーの増加を受けてベセスダ・ソフトワークスは『フォールアウト4』の待望の次世代機向けアップデートをリリースしている。数週間の延期を経て、プレイヤーが作ったフルコンバージョンの『フォールアウト:ロンドン』もMODで今月リリースされている。
ドラマ『フォールアウト』のファースト・シーズン配信後すぐにセカンド・シーズンの製作が決定している。また、ドラマの製作総指揮を務めるグラハム・ワグナーはセカンド・シーズンにロバート・ハウスが登場することを示唆している。
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