ジョージ・R・R・マーティンは『エルデン・リング』の映像作品化について現状について述べている。
『エルデン・リング』が2022年2月に発売されて以降、『ザ・ラスト・オブ・アス』や『フォールアウト』、『アーケイン』の成功を受けて、『エルデン・リング』についても映像作品化が話題に上ってきた。
これまでディレクターの宮崎英高は『エルデン・リング』の映像作品化について「興味はある」ものの、フロムソフトウェアが深く関わることはないと述べている。「『エルデン・リング』の例えば映画などの映像化について否定する理由はありません。しかし、私自身やフロムソフトウェアに違うメディアをプロデュースする知識や能力はありません。なので、非常に強力なパートナーに入ってもらうことになるでしょう」と宮崎英高は『ガーディアン』紙に語っている。
しかし、ジョージ・R・R・マーティンは自身のブログでこの話題を取り上げ、現時点での関与を否定している。
「『エルデン・リング』を基にした長編映画やテレビ番組について噂を聞いたかもしれませんが、何も言うことはありません」とジョージ・R・R・マーティンは述べている。「一言もないですし、何も知りません。私からのヒントはまったくありません。何の噂でしょう?」
『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者であるジョージ・R・R・マーティンはビデオ・ゲームの大ファンではなかったものの、『エルデン・リング』の「世界観の構築」に参加しており、「背景と歴史」を作るのを手伝っている。「断るにはあまりにもエキサイティングなオファーだったんだ」とジョージ・R・R・マーティンは説明している。しかし、拡張版DLCである『シャドウ・オブ・ジ・エルドツリー』には追加で関与していない。
先日、宮崎英高は『シャドウ・オブ・ジ・エルドツリー』が「最初にして最後の」DLCになると明らかにしている。しかし、宮崎英高は『エルデン・リング2』の可能性を示唆しているという。続編の可能性について訊かれた宮崎英高はフロム・ソフトウェアが意図的にゲームの終わりで続編の可能性を残していることを説明し、続編の可能性を否定しなかったとされている。
「『エルデン・リング』のサーガがこれで終わりだとは今は言いたくありません。『ダーク・ソウルIII』の終わりの時も同じようなことを言っていましたが、当時はその可能性をなくしてしまったり、保留したくなかったのです。『エルデン・リング』にも同じことが言えます。その可能性をくじきたくはないですし、今後もっとアイディアが生まれるかもしれません」
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