『ニーア』シリーズのディレクターであるヨコオタロウはシリーズ3作目となるゲームを予告し始めている。
ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールでヴァレンタイン・デーに開催された『ニーア』オーケストラ・コンサートにサプライズで登場したヨコオタロウは、2017年に発売された『ニーア オートマタ』の続編を求める気持ちをスクウェア・エニックス代表取締役社長である桐生隆司に知ってもらうために観客に拍手をするよう求めている。「会場はすぐに拍手、歓声、叫び声に包まれることになった」と観客の一人はツイートしている。
コンサートではパフォーマンスの最中に「REPENT」という言葉がスクリーンには何度か映し出されており、それは「R3PENT」に変化しており、『ニーア』シリーズの3作目を予告していると見られている。世界各地のコンサートでも同様の演出が合ったことがファンによって確認されている。
シリーズ1作目である『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』は2010年に発売されており、2021年にはリマスター版が配信されている。
昨年、『ニーア』シリーズのプロデューサーである齊藤陽介は『ニーア』の世界とは関係のない新しいプロジェクトをヨコオタロウと共に進めていることを明らかにしていた。更なる詳細は数ヶ月以内に発表される予定だが、齊藤陽介はヨコオタロウが生きている限り、今後の『ニーア』シリーズには関わっていくとも述べている。
今月、スクウェア・エニックスはテンセントが開発していた『ニーア』シリーズのモバイル向けスピンオフ作品が2年間の開発期間を経てボツになることを明らかにしている。もう1つのモバイル向けスピンオフ作品『ニーア:リインカーネーション』は『ニーア オートマタ』の成功を受けて2021年に発売されたが、4月29日に閉鎖される予定となっている。
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