『サイレントヒル:アセンション』は11月1日より放送が開始されたが、『サイレントヒル』の世界でまったく新しい体験を約束する本作についてAIを使っているという批判にジェンヴィッドのCEOが反論している。
『サイレントヒル:アセンション』についてはAIが書いた台詞との類似性を指摘する声が上がっており、ヴォイドバーガーというユーザーはツイッターで「AIによって書かれたものであり、そうでなければ納得できない」と述べている。こうした声はベリーについての無意味な情報とジャムへの愛情を語って立ち去る男性のシーンが話題になってから生まれている。
しかし、ジェンヴィッドのCEOであるジェイコブ・ナヴォックはゲーム内の会話はすべてが人間によって書かれていると述べている。ジェイコブ・ナヴォックはツイッターで『サイレントヒル:アセンション』内の会話はすべて「現実の人間によって書かれ」ており、 「100,000語以上の台詞のうち、言語学習モデルやAIによって書かれたものはゼロで、すべて才能あるチームの献身的な仕事によるもの」だと述べている。
放送開始時に『ヴァルチャー』で公開された記事でジェイコブ・ナヴォックはアニメーションでも脚本でも使用する予定だったAIを止めることにしたと紹介されている。『ヴァルチャー』によれば、あるシーンで「キャラクターが立ち上がり、冷蔵庫から何かを取って座り、悪夢のようなことを5回繰り返す」ことがあったとしてジェイコブ・ナヴォックはこのプロジェクトからすべてのAIを止めることにしたという。
『サイレントヒル:アセンション』は『サイレントヒル』シリーズにとって2014年発表の『P.T.』以来の作品となっており、コナミは『サイレントヒル』シリーズのタイトルを今後リリースしていくことを発表している。
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