『スターフィールド』は3月に亡くなったベセスダ・ソフトワークスのファンであるアレックス・ヘイからのメッセージがゲーム内に残されていることが明らかになっている。
惑星ジェミソンの軌道上にある衛星ステーションのジ・アイではアレックス・ヘイ本人が書いたと思われるメモが発見されている。「友人と仲間の冒険者へ。僕は常にみなさんと一緒です。『スターフィールド』のいろんな場所で。常に愛を。アレックス・ヘイ」とメモには書かれている。
Bethesda’s Tribute to Alex Hay
by u/HunterWorld in Starfield
このメモを受けてプレイヤーからはアレックス・ヘイやあまりに早く別れを告げなければならなかった家族や友人へのお悔やみが寄せられている。アレックス・ヘイは自身が開発したアプリの「ツールボックス・プロ」でiOSの使い方を提案する多作なアプリ開発者だった。
「アレックスの才能はユーザーがショートカットを使って自分の創造性を発揮し、自分のやりたいことができるアプリを作ることでした」とマックストーリーズの編集者であるジョン・ヴォーヒーズは述べている。
アレックス・ヘイは自身が発売を見られることはないと気付いていたため、「僕の分も楽しんでほしい」と生前述べていた。しかし、このメモによってアレックス・ヘイはゲームにおいて「消すことのできない」存在となり、宇宙に冒険に出る仲間たちと「会う」ことができると称されている。
過去にもベセスダ・ソフトワークスは『ジ・エルダー・スクロールズV:スカイリム』で同様にエリック・ウェストに追悼の意を表している。彼は『オブリヴィオン』の大ファンで、そのゲームの知識に開発チームは感銘を受けていた。『ジ・エルダー・スクロールズV:スカイリム』では発売6ヶ月前に亡くなった彼にちなんだエリック・ザ・スレイヤーというノン・プレイヤー・キャラクターを登場させている。
一方、イマジン・ドラゴンズはゲーム『スターフィールド』公式ソングとなる“Children of the Sky”を発表している。
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